NHKから国民を守る党:以下 N国 が話題になっています。
そもそも、代表の立花氏は、元NHK職員、不正経理に関与して内部告発した人です。
今回の参議院選に立候補して当選された事は、一定の民意を得たという事になります。
you tube などで人気を得ている様です。
受信料拒否シールを配布して、訪問員を撃退するシーンを動画に挙げている様ですが、それほど影響がないのであまり関心がなかったのですが、いろいろ聞かれるので少し触れておきます。
まず、N国が公約にしているNHKのスクランブル化ですが、スクランブルは放送法の趣旨からして難しいと思います。
また、先の最高裁決定から、立法府が司法の判断を蔑ろにするのは民主主義の観点からもすべきではないです。
ちなみに、最高裁は、受信料制度は知る権利を担保する制度として認めています。
ので、スクランブル化は困難です。
さらに、今の改正放送法になる前は、衛星放送を、スクランブル化してケーブルテレビが流していた時期はありますが、改正後はスクランブルができない様になってます。
そもそも、受信料は設備に対して契約の義務が発生するので、スクランブル化しても、テレビがある時点で受信契約が必要です。
なので、スクランブル化しても受信契約は必要です。
追加で、受信契約は最高裁で確定しているが、受信料の支払いまでは確定していないのでは?と聞かれますが。
受信契約すると、受信規約の履行が求められるので支払いは契約上の義務になります。
この義務を果たさないので支払い督促が可能となるのです。
スクランブル化より、NHK受信料の引き下げ議論をすべきです。
過去最高の受信料収入を得ている現状からも受信料額の引き下げや免除枠の拡大を行うべきです。
今年から、経済的な理由で奨学金を受けている学生は免除になりましたが、学生は全て免除にすべきです。
また、75才以上の非課税世帯も免除にしてはいかがでしょうか?
前提としては、未納期間や未契約の期間がない事が必要だと考えます。
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