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Conversation

30歳で子宮頸がん(Stage Ⅰ b2)を発症して、広範子宮全摘術と骨盤内リンパ節郭清を受けた歯科医師の話。 子宮頸がん検診は受けていたとの事。 子宮摘出後の性生活について調べても、全く情報を見つけられなかったとの事で、主治医からの説明や自分の経験から解説している。 HPVワクチンの重要性にも触れられている。 youtu.be/T2TBPrlYc4E?si 補足させて頂くと... 子宮摘出後であっても性交渉は可能。 ただし腟が短縮する点と、性感が低下する可能性には注意。 卵巣が温存されていれば、性欲は維持される。 術後に腟断端縫合部が離開してしまい、縫合術が必要になる方もいる。 また、子宮頸がんStage Ⅰ b2なら放射線治療でも完治を目指せるが、放射線の影響により腟が閉鎖しやすく膣内の乾燥も強い。 放射線照射により卵巣機能は廃絶するので、基本的には性欲は低下する(ホルモン補充療法により改善は見込める) 性交渉を行うには、腟に器具を使用して継続的に自己拡張したりローションなどの工夫が必要になる事が多い。 なお、子宮頸がん検診は子宮頸がんによる死亡を最大で80%低下させるが、それでも子宮摘出が必要になる方も多いし、がんの進行が早くて死亡する方もいる。 子宮頸がんStage Ⅰならば5年生存率90-95%だが、やはり一定数は死亡する。 cancerinfo.tri-kobe.org/summary/detail 子宮頸がん治療は、原則的にStage Ⅰから子宮摘出(もしくは放射線治療)が必要。 "最悪、子宮を失う疾患" ではなく "子宮全摘が可能な段階で発見すれば、長期生存が可能" "その段階を過ぎれば、発症者の40-75%が5年以内に死亡する" という致死的な疾患。 HPVワクチンが普及しなかった日本では、今後も患者数が減る見込みはない。 ganjoho.jp/public/cancer/
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君のための歯医者さん(キミ歯科)
@kimishika_info
子宮頸がんで子宮全摘出した鹿乃が、赤裸々に術後を語りました。 子宮全摘出後に性行為ができるのか?という問題は、多くの摘出患者が「気になるけど聞けない」「調べても出てこない」内容だそうです。 誰にでもなり得る病気なので、検診やワクチン接種に行きましょう! youtu.be/T2TBPrlYc4E
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