タイプ2とタイプ6のコミュニケーション能力の違い
コミュニケーション能力に優れたタイプとして、寅さんタイプのタイプ2と、サザエさんのマスオさんタイプ(安村明史さんが提唱しています)と言われるタイプ6、があります。
これらを別タイプが真似しようとしたとします。
まずは、タイプ2の真似をしようと、人との会話に努力をします。
でも、
タイプ2は努力して会話しているのではないのです。人としゃべることで自分も元気になる人なのです。タイプ2の理想は皆から慕われることです。そのためにタイプ2は行動します。逆に、黙っている環境ではストレスがたまってくるタイプです。
タイプ2的な欲求の無い人が、タイプ2的な動きを表面上真似ようとしても無理が出てしまいます。
つぎに、タイプ6の真似をしようと、人との会話に努力をします。
でも、
元々の出発点が違います。タイプ6は自分の安全を確保するために、周りに気を配っているのです。それで、安全のために、小まめに声かけしているのです。他人には、自分がして欲しいような安心・安全・安定を提供します。また、自分の安心・安全・安定のためならば、タイプ6は、ときには、腰をかがめ自分を小さく見せたりもします。
例えば、タイプ2がタイプ6的なコミュニケーションを取るのは、無理です。
タイプ2がコミュニケーションを取るのは、人に「やってあげる」ことで、周りと結びつき、暖かい関係を結ぶためです。「やってあげる」感覚のタイプ2にとっては、時に「させていただく」まで腰を低くするタイプ6的態度はプライドが許しません。そんな行為は唾棄すべきものです。
では、タイプ6がタイプ2的なコミュニケーションを取ることは可能でしようか?
実は、ある程度ならできるようです。実際に自分をタイプ2と思っているタイプ6がいても、当人も、周りも、その違いに気が付きません。
人生、それで問題も無いようですし、そういう人も、まあ、いたりはします。
タイプ6は適応能力が高いとも言えます。妥協ができるというか。
なので、他のタイプにも同化しやすいのです。
そういった形での人に合わせるコミュニケーション能力がタイプ6にはあり、これは、懐(ふところ)の深さという形で表れるときもあります。
参考
自分のタイプを誤解している人は、けっこういて、
ならば自分はどうかという人に対して、
『自分のセンターの確認のしかたを お教えします』
を過去に書いています。上級者向けですけども。。。
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