豊田真由子衆院議員の性格タイプ
本当は別に興味も無かったのですが、性格タイプを特定できそうな話がある程度出てきたので、タイムリーということもあり、豊田真由子さんの性格タイプを見てみたいと思います。
今回はハートの物語、ハートセンターの物語です。
では、性格タイプの判別に使った文章の引用から始めます。
『事務所が大筋で報道認める 「本人が人間できていないから…」 議員辞職の可能性も(2017/06/22 産経新聞)』より
自民党の豊田真由子衆院議員(42、埼玉4区、当選2回)が元政策秘書の男性(55)に、暴言、暴行をはたらいていたと22日発売の「週刊新潮」が報じたことを受け、豊田氏の事務所は22日、報道陣の取材に応じ、週刊誌の内容を大筋で認めた。事務所は豊田氏が議員辞職する可能性についても言及した。事務所の元事務局長とのやり取りは次の通り。
「そりゃ、本人が人間ができていないからですよ。我慢強くない」
--我慢強くない面はあったのか
「ありますよ。子供のときからやっぱり頭よかったんでしょうから。頭がいいことが立派なことかは別にして、小学校、中学校、高校、大学。官僚になって、ちょっと勘違いされている部分はあったんじゃないですかね」
--大きな態度をとっていたのか
「この人、あまり態度大きくないんです。国会議員だからなんとかではない。当選する前から同じですよ。官僚辞めたばっかりから。あんまり政治家だからうんぬんはそんなにないですよ。ぺこぺこしてますよ。腰を折って。45度くらいおじぎする人だから。働くには働きますよ。すごいマメですから。新聞記者やってもよかった。すっごいマメですよ」
ここからだと全然分からないですね。「ぺこぺこ」「マメ」、遊離タイプ(4、5、9)では無い可能性がありますが、タイプ4は、無理すれば「ぺこぺこ」「マメ」になれるかも。
「我慢強くない」かつ「態度大きくない」ですか、タイプ4なんかが、こんな感じですね。
ネットで検索すれば、写真を見ることができます。
私は、ネットで話題になり始めたときに、顔写真だけ確認していたのですが、そのとき、ちょっと高市早苗さんに似た表情の写真があって・・・、あの表情は私から言わせると、タイプ2を少し思わせるものになるんですよね。
ただ、これだけでは決められないので、判別をやめていたのですが、さらにいろいろと以下のような話が出てきました。
週刊新潮の録音が
https://www.youtube.com/watch?v=Bc6UEvT9H_o
ネットで聞けます。
たたかないでという意味の言葉を言われて、
「お前はどれだけあたしの心をたたいてる!」「お前はどれだけあたしの心をたたいてる!」
「これ以上、私の評判を下げるな!」
と怒っています。
エニアグラム的に言えば「お前はどれだけあたしの心をたたいてる!」で、ハートセンター(タイプ2、3、4)となるんですよね。「私の評判を下げるな!」はタイプ3が言いそう。
『豊田議員、園遊会でもトラブル(2017/06/22 ロイター)』より
2014年4月、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた園遊会に出席した際、宮内庁職員らとトラブルを起こしていたことが22日、宮内庁への取材で分かった。
宮内庁によると、園遊会では現職の国会議員と配偶者が招待され、母親ら他の家族らの同伴は認められていない。
当日、受付の職員が豊田氏に「招待者でない方は入場できない」と説明すると、豊田氏は大声を上げて抗議し、皇宮警察が出動する騒ぎになったという。
このニュース、なんで、週刊新潮の報道から、宮内庁に取材に行くのかが分からないのですが、しかも2014年の話です。なぜ今頃なのか。水に落ちた犬を打っているようで嫌な感じがします。
それにしても、なんなんでしょうね。6月22日だけで沢山情報が出そろって・・・、急に数年前のトラブルが取材から分かるって、まさに炎上に燃料を投入じゃないですか。
一方で、自民党の河村元官房長官は22日当日こんなことを言っています。
記者団に対して
「彼女がいかに頑張っていたかを知っているので、ちょっとかわいそうだなと思って見ている。彼女が女性だからこうしたことになっているが、あんな男の代議士はいっぱいいる」
ところが同日夜にはフェイスブックに
「少々同情的に思いを述べたように思う。ただ、一部、私の不用意な発言が、いらぬ誤解を生んだ。訂正し、発言を取り消す」
と、発言を取り消しています。
どうも、豊田さんは、今、リアルタイムで、宮内庁職員とではなく、政府関係者とトラブルを起こしていて、それで、今回、燃やされているのではないですかね。パワハラだったとかは、昔から分かっていることですよね。
最近も『安倍官邸、疑惑追及の女性記者の身辺調査を指示 印象操作企む』という記事が出ているくらいです。この記事も週刊新潮ですね。豊田さんの記事と一緒の2017年6月22日号に掲載されているようです。
政府は、今回は、豊田さんだけを燃やしたいから、身辺調査して印象操作しているのではないでしょうか。前川前次官のときと同じ「身辺調査で印象操作」です。だから、今は、他の男性代議士にまで、話題が広がらないようにしたいのでしょう。他の男性代議士は、政府に刃向かったときに、「○○代議士は、実は数年前から問題が出ていた」と、そのときに印象操作して燃やせばいいのです。
マスコミもそれを分かっているので、例えば、上西小百合さんの「秘書に暴力というのなら維新の足立康史議員の方が壮絶」「女性秘書にペットボトルを投げる」というツイートは無視される可能性が高いです。
河村"元"官房長官は、今政府の中枢にいないから、豊田さんだけを狙った炎上だと分からずに、思わず、「あんな男の代議士はいっぱいいる」と本音を言ってしまって、後で撤回させられることになったのでしょうね。
今回の炎上の目的は、「豊田さんを所属する集団(自民党)から追い出したい」なのだと見ています。離党届が出たそうですから、目的は達成されたので、あとは有耶無耶になることでしょう。
ところで、話をエニアグラムの判別に戻して、宮内庁での行為なのですが、
「大声を上げて抗議」
これができるのは、タイプ2、状態の悪いタイプ3、タイプ7、タイプ8、あたりです。
タイプ3は基本的に周りを見て、自分を演出したりできる人なので、アグレッシブタイプ(タイプ3、7、8)ではありますが、普通はあまり悪目立ちはしないです。
タイプ4も、「私は特別」という感覚が出たら抗議する可能性はあります。
ここまでで、タイプ2かタイプ4か、そんな感じですね。
『豊田真由子さんと私の関わり(2017/06/22 個人のFacebook)』より
私立桜蔭中学からの友人が、ご自身と豊田さんを語っています。
うちの親など比べ物にならないほど、よっぽど厳しいご家庭で、彼女もその親に正面から背くまでの事は出来なかったのでしょう。先生からの評価はパーフェクトな優等生でした。この点は中高生活を通して全く変わらなかったと思います。
そんな対照的な二人が、なぜか仲良くなったポイントは、「ダサい女でモテない人生を送るのはイヤ」「男の人に愛されたい」という所で気持ちが通じ合ったことでした。
豊田さんも私も、頭もよくて可愛くて健康な体を持っていた。もっと自分に自信をもってドッシリしていても良いはずの存在だったと思いますが、私達は、自信の無さと、寂しさを共有していたのです。
学校の教室の中ではない所で、私に対しては、男の人と付き合う付き合わないのやり取りを通じて、ごくたまにですが、電話や対面でキレて怒鳴るということはありました。
「女の友情、男で崩れる。男の友情は、女で崩れないのにね。」と豊田さんがある日ぽつりと言ったことがありました。寂しいんだろうなと思いました。
私は「崩れないよ。友達やめないよ。親友だよ」といいました。
よく覚えているのは、豊田さんがうちの高校の文化祭の時に話していた男の子のことを、私が気に入って、紹介してほしい、と話した時のことでした。
「ああ、あれでいいなら、あげるよ」。
私の方は絶対彼氏が欲しかったので、他の友達にも男子の紹介などをお願いしてました。
それを知って、豊田さんが怒って電話かけてきて、「なんで××君を紹介したのに他と二股かけてんのよ!!」といったキレ方でした。
プライドは高かったと思います。
元の文章を全て読んで、先に友人のかたがタイプ4に見えてきました。なんだかタイプ4の物語だな、と。
豊田さんと友人のかた、二人ともハートセンターですね。
豊田さんはたぶんタイプ2だと思います。可能性としてタイプ4も残ります。
「あげるよ」という言葉、タイプ2の「~してあげる」もしくは「~なんかしてあげない」の感じが少し出ています。
「あげるよ」を、「やってあげる」「私があなたにやってあげる」と取ればタイプ2的です。
また二股で怒ったのは、タイプ2として見ると、「私がしてあげたのに」「私とは別の人にお願いするなんて」などの思いがあったのではないかと推察することができます。
そして「プライドは高かったと思います」の一言。タイプ2のキーワードと言えば「プライド」です。
男性の好みの話も、タイプ2が『統合と分裂』の分裂方向の、威圧感・存在感があるタイプ8的男性に好感を持ったとしても不思議ではありません。
この文章を読む限り豊田真由子さんはタイプ2となります。
友人のかたは、タイプ4のようなので、二人は、『統合と分裂』の間柄ですね。どちらかというと、友人のかたのほうが付き合いやすかったのではないかと想像します。
ここからは、豊田真由子さんがタイプ2だと見て話を進めます。
ただタイプ4の可能性も残っていますし、その他の性格タイプの可能背ももちろんあります。今、私は、本人に会っていても難しい性格タイプの判別をネット情報だけでやろうとしているので、始めから無理があることをやっています。
タイプ2なら大きいようで時に繊細、タイプ4なら繊細なようで時に大胆、豊田さんは、そのどちらかで、今はタイプ2のほうで話を進めます。
タイプ2なら普段から「ぺこぺこ」や「マメ」にしていたら、いくら人が好きなタイプ2であっても、それなりにはストレスがたまるでしょう。身近な人に感情を爆発させることは有り得ます。また、上の者には、おもねって(人の気に入るように振る舞う。へつらう)も、下の者になると態度がでかくなるタイプ2もいたりします。
寅さんタイプと言えば分かっていただけるでしょうか?
尊敬する上の者に対しては大好き大好きでご機嫌とりをして、下の者には態度はでかく、好きになった人には尽くして尽くして、怒ったときにはブチ切れる。感情で動いているので理屈は苦手。「いいかいおめえ、人ってえのは、心なんだよ」
今回の録音は、支持者へ送ったバースデーカードの宛先が間違っていたことが発覚し、そのおわび行脚の車中で録音されたものだそうです。
人に愛情を注ぐハートセンターのタイプ2にとっては、これは許せないほど腹立たしいものだったでしょう。それは怒りますよ。
タイプ2であれば。
「お前はどれだけあたしの心をたたいてる!」
そう思うでしょうね。
東大を出たので、頭はいいのでしょう。でも、何かあったときには、自動反応として、物事をハート(感情)で処理してしまいます。なぜってハートセンターですから。人は心と心でつながっているものですから。
個人的には、ここが豊田真由子さんの正念場と見ています。
タイプ2の人でも、人にもまれた人は味が出てきます。人間味が出てきます。
人はなかなか変われないものなので、これくらいの事件で人間が変わることは無いかも知れません。
でも、変わるかも知れない。
変わることができたなら、人間味が増すかも知れない。だから、辞めて出直すにせよ、議員を続けるにせよ、私としては長い目で見るつもりでいます。
豊田さんがタイプ2だとして、私がアドバイスするとしたら以下のようになります。
「あなたは愛されています」「今でも愛されています」「味方はいます」
だから、
「今はプライドを棄ててください」
「下の人にも頭を下げてください」「下の人にも頼ってください(そのためにプライドを棄ててください)」
「あなたは愛されています」
「味方はいます」
長い文章になりましたが、豊田真由子さんの性格タイプの判別はこれで終わります。
参考
『【エニアグラム用語】センターとは?』
『【エニアグラム用語】統合と分裂』
『自動反応と笑い話』
2017/06/27
※平身低頭の意味を取り違えていたので、単語を入れ替えて書き直しました。
平身低頭は「ひたすら恐縮すること。また、ひたすらあやまる形容」だそうです。
タイプ2は上のものに対して気に入られようとすることはありますが、
恐縮や謝るかたちではないので訂正します。
上の者には、平身低頭でも、下の者になると態度がでかくなるタイプ2もいたりします。
↓
上の者には、おもねって(人の気に入るように振る舞う。へつらう)も、下の者になると態度がでかくなるタイプ2もいたりします。
尊敬する上の者に対しては大好き大好き平身低頭、下の者には態度はでかく、
↓
尊敬する上の者に対しては大好き大好きでご機嫌とりをして、下の者には態度はでかく、
タイプ2は私的解釈で言えば、情をもって人につなげていく人で、これはときとして、「人たらし」として機能します。
平身低頭という言葉では、これを表せないので、訂正することにしました。
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