ご提案、ありがとうございます。私はハロプロを認知するキッカケがモーニング娘。であり、ハマった理由は鞘師さんとの番組*で話した通り、歴代リーダー達、奮闘の人事物語としてなので、道重さんの卒業スピーチはそのリーダーシップを巡る旅の一つの最高到達点なので、既に30回ぐらい見ています(笑) そして、Juice=Juiceについては、まだまだ勉強中であり、金澤朋子さんの卒業スピーチは今回、この様な提案を頂いて初めて拝見致しました。 どちらも当然、素晴らしいスピーチですよね。政治家や経営者のスピーチでもこのレベルのエモいスピーチは滅多に見る事はできません。 二人のスピーチの共通点は、手紙の朗読ではないところですよね。でも、即興で思いつくまま話しているのではなく、しっかりと原稿を準備されて、それを何度も練習して、原稿なしで自然と口から出る様にされているのだと推察しますが、そこからしてもう驚愕です。 二人ともなぜモーニング娘。やハロプロに入ったのかのWhy?の説明や当時の情景描写が抜群に上手いです。その時点で昔の二人に引き込まれて、話を聞いている中で、卒業する本日にダイナミックに推移していきます。目の前で映画を見ているようで実にエモいです。 そして、何らかの悔しさを滲ませ、残しているのも共通点かなとも思います。金澤さんはご自身のご病気が原因で卒業せざるを得なくなり、心残りがないかといえば嘘になると言及していますし、完璧主義者の道重さんはその日当日のメドレーで足が攣ってしまって満足にできなかった事(結果、フクムラダッシュが生まれて、むしろ伝説のシーンになったのですが、ご本人はあくまでも残念過ぎる結果と認識)をスピーチの中でも相当に悔やんでいます。 この部分が、人生という奴そのものですよね。 完全燃焼、完全に満足、、なんていう事は人生においてはほぼなくて、何かしらみんな、こういう残念や悔しさを抱えながらも、歩いてくぅー、その先の未来へ、、という事なのでしょうね。。 二人のスピーチで違う点もいくつかあったと思います。 道重さんの方が、自分の"ちょっと変わったファン"へのメッセージのFocusが強かったように思います。(それが卒業から10年経ったいまでもほぼ全員ピンクのTシャツでソロコンサートにも集合してしまう原動力なように見えます) 金澤さんは、ファンは当然として、メンバーやスタッフ、特に過去のメンバーへとスピーチの対象が広角な気がしました。あと、金澤さんの威風堂々と落ち着き払ったスピーチの仕方は驚きでした。 私も両国国技館でプレゼンしたことなどありますが、横浜アリーナの満員の場で全員が自分だけを見ている中、あんな話し方、なかなかできないと思います。 もう1点、二人のスピーチが異なるのは、コロナ前とコロナ最中とによる会場の雰囲気の違いでしょうね。私はむしろコロナ後からのファンなのでそのどちらも知りませんが、映像見ているだけでも明らかにワサワサ感が違うので、これはスピーチをするご本人達も、見る側も相当に影響を受けているように思います。 最後にそれぞれのスピーチで印象深かった発言をピックアップしておきます。 金澤さんは 「この選択を"正解"にしていけるように、精進していきます」 「私にも皆さんが必要です」 という箇所。(が、故に治療に専念される為に引退されてしまったのは切ないですね。。) 道重さんは 「みつけてくれて、出会ってくれてありがとう」 「自分が存在する意義ができた。生まれてきてよかった」 「後輩たちにこの景色を見せてあげたかった」 「その時は、みんなから見える景色の一部になっていると思います」 という箇所です! 道重さん、金澤さんの卒業スピーチの感想、いかがでしたか? この度は、何か大切な事を考えさせてくれるキッカケをくださり、ありがとうございました
#卒業スピーチ #道重さゆみ #金澤朋子 *鞘師里保とこれからの時間#13 audee.jp/voice/show/874
Quote
こんた。
@konta1971
川邊さんには、ぜひ、モーニング娘。'14の道重さゆみさんとJuice=Juiceの金澤朋子さんの卒業コンサートのスピーチを聴いていただいて、感想をお聞きしたいです。 x.com/dennotai/statu…