麒麟、ダイアン、天津、ジャンクション、ヘッドライト、アジアンの6組が乗る
滋賀の余興に向かうバスがバスジャックされる…というドッキリ。
騙されるのは麒麟田村、ダイアン津田、天津木村の3人。
他の芸人は全員仕掛け人。
PM2:20
名神高速を順調に走るバスが突然急停車する。
びっくりするターゲットの3人。
バスの外にいる男が「工具を貸してください」というので、スタッフがドアを開けた瞬間…!
男二人組がバスに乗り込んでくる。
びっくりして固まる芸人達の中、一番後ろの席に座っていた田村が立ち上がり
「何すんだ!こら!」と叫び、犯人に飛びかかろうと前に走り出す。
(物凄く速かった。すごい反射神経だと思った)
慌てて田村を押さえつける仕掛け人の芸人達。
元の席に座らされる田村。
ナイフと鉄砲(銃口に小型カメラが仕掛けてある)で芸人達を脅す。
-バスジャック完了。
"仕掛け1"
ヘッドライトの町田が携帯をいじっているのがバスジャック犯にみつかり、怒鳴られ、蹴られる。
(バスジャック犯が迫力ありすぎて怖い…。結構本気で蹴っている様に見えた)
"仕掛け2"
ジャンクションの原田が突然、走行中のバスの窓を開け、逃げ出そうとする。
バスジャック犯がそれを見つけ、原田を怒鳴り蹴りつける。
それを止める芸人達。謝る原田。
これらの仕掛けでバスジャック犯の怖さが分かり、ターゲットの3人の顔から血の気が失せる。
「これ何の集まりや?」と言うバスジャック犯に「吉本の芸人です」と答えるアジアン隅田。
「じゃあ芸人やったらパチパチパンチやれ」ということになり、
芸人達の中で一番前に座っていた川島が指名される。
「はい、これから川島くんがパチパチパンチをしますー」
「服脱げや!服脱げ!!」
犯人の要求通り上半身裸になってパチパチパンチをする川島。
何故か犯人に蹴られる。
次に天津木村が指名され、同じく上半身裸でパチパチパンチをする。
犯人に蹴られる。
次にダイアン津田が指名され、空き缶でポコポコヘッドをやらされる。
空き缶を頭に打ちつける"カコカコ""カコカコ"という音がむなしくバスに響き渡るw
最後に田村が指名され、今まで裸になった3人含め
「全部脱げ!」と命令される。
素っ裸になる川島、田村、津田、木村。
そして4人全員でパチパチパンチ。
その4人は素っ裸のまま、目隠しをされ、手錠を掛けられる。
そして4人以外の芸人はバスから降ろされる。
PM3:45
バスの中には、運転手、バスジャック犯、芸人4人だけになる。
川島がトイレに行きたいのでどこかで止まってくれと言い出す。
認めないバスジャック犯。「ここでしろ!」
川島「ここでしていいんですか?」とあっさり了承。
(他の3人が目隠しをしている為ばれないので、
川島は既に目隠しを取って服も着ている。)
川島、持っているジュースを少し、津田の太ももにかける。
オシッコをかけられたと思い、びっくりして叫び飛び上がる津田。
太ももの液体を触って感触を確かめ、匂いを嗅ぐ津田w
PM4:30
沈黙が続くバスの中、突然バスジャック犯が…
バスジャック犯「4人の中で、最後まで同行したいやつ、手を上げろ」
~沈黙~
バスジャック犯「ひとり連れて来い言われとんねん。誰や!」
~沈黙~
バスジャック犯「…こっちで決めるぞ。ほんなら」
田村(即答)「はい…じゃあ、僕行きます」
(川島「おおっ」という表情で田村を見る)
ここから田村のバスジャック犯に対する説得が始まる。
田村「すいません」
バスジャック犯「何や」
田村「あのー、僕ら絶対に逃げたりしないし、
あの、降りても誰にも言わないので、降ろしてもらえないでしょうか?」
バスジャック犯「・・・・」
田村「警察にも言いません。何もしません」
バスジャック犯「信用ならんな」
田村「絶対です!先に降りたメンバーにもちゃんとこっちから…」
バスジャック犯(遮る)「そんなもん!上のモンが連れて来い言うてんねんから!!」
田村「・・・・・・・・・・・・それはもう替える方法はないですか?」
バスジャック犯(激怒)「はあっっ!?」
田村「すんません」
田村、あえなく撃沈。
でもバスジャック犯に交渉しようとしただけでも凄いと思う。
PM5:15
先にバスを降りた芸人達が待つ場所に到着。
ここでバスジャックがドッキリだったことがばらされる。
バスジャック犯にバスから引きずり降ろされる田村、木村、津田。
目隠しをされたままなので自分達がどこにいるのか分からずビビリまくる。
パンツ一丁で抱き合いしゃがみ込み、震えて怖がる3人。
そこに芸人達が周りを囲んで3人の目隠しを取る…。
目隠しを取られ、呆然とする木村、津田。ポカーンとしている。
対照的に、目隠しを取られた瞬間、田村わめき散らす。
「絶対そうや思てん!!途中からー!!おかしいと思たんじゃまじでー!!」
(↑カメラに向かって指を指し叫ぶ)
「おらー!!川島ー!!ションベン!ションベン!川島!!お前の小便がー!!おい!!」
(『祝 ナイチンゲーラー 第1回放送』の看板を持って笑顔で立つ川島に飛びかかり、
胸ぐらを掴んでガクガクと揺さぶる。すごい力。)
「おかしいと思ったんじゃー!!おかしいと思って…ちょう待て!!『祝』っておかしい…」
(川島の持つ看板を掴む)
「これくれー!!!思い出やーー!!!くれー!!」 (川島爆笑)
田村もだいぶ落ち着き、先に降りた芸人達にバスの中のことを報告する。
川島「でもねぇ意外にねぇ男気があったのが、この男でした!!田村裕!」
他の芸人達もうなづき、口々に「あった」「あった」「素晴らしい!!」と言う。
田村「あほか!泣きそうやってんでお前!!今から震えてきたやんけ俺!!」
(わざと動かしてるのかと思うくらい掌がガクガク震えている)
川島「意外にね、皆が降りた後も交渉してくれたんですよ。
でね、4人の内一人だけ人質を最後まで確保する言うて
誰か手を挙げろって言われたとき手を挙げました!こいつ」
芸人達「おおー!」「かっこいいぞ!!」と拍手。
田村「めっちゃ怖かったっちゅうねん。ほんまに。
でも、死ぬんやったら一番俺がマシかな思たんや(w」
VTRを見ていた陣内、たむらけんじ、友近とトーク。
最初、バスジャック犯が入って来た時に飛びかかって行った時の心境を聞かれて
田村「あれは、助けようと思たんです。とりあえず、運転手を助けなと思って」
川島「(バスの)席順とかも僕らめちゃくちゃ考えたんですよ。
こいつは絶対行きよるから一番奥の方に座らせて」
陣内「それは分かったんや。行くって」
川島「やっぱ行きましたからねぇ」
田村「でもナイフ出てきて、そのあと鉄砲出てきたから一発で冷めましたけどね(w」
陣内「どう思ったん?やられるって思ったん?」
田村「死ぬ覚悟ですよ」
バスから降りた後どうなると思っていたか?
田村「鉄砲で銃殺される思たんですよ。公開処刑みたいな」