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      空腹と食べることの関連

      食べれば空腹がおさまると、普通の人は考える。
      いやいや、考えなくても、わかっている。
      泣いている腹ペコの赤ちゃんだって、一口ミルクが口に入ると泣き止む。
      赤ちゃんにも、これで空腹は解決されると分かるんだろう。

      うちの菊太郎は、
      空腹と食べることの関連に気付いていなかったんじゃないかと思う。

      未就学児の肢体不自由児通園施設に通っていた頃、
      昼時に機嫌が悪くなって、怒ったり泣いたりすることがよくあった。
      はじめは、「昼時だし、おなかが空いたからだろう」と思っていた。
      ところが、食べさせ始めても、怒りはおさまらない。
      食べさせようとしても、迷惑そうにして、嫌がって、怒り続ける。
      そして、「おなかがすいたんじゃなくて、疲れたのかなぁ??」とか思いなおす。
      抱っこで休ませたりすると、少しは良くなるけれども、やっぱり不機嫌。
      機嫌をみながら食べさせるけど、たいして食べない、そういうことが、よくあった。

      ペーストの食事を、家で用意するのは本当に面倒だから、
      母親の私としては、給食目当てで通園に行ってる様なものなのだ。
      ろくに給食を食べずに、家に帰るなんてありえない。
      なんとしても、食べずに帰るのだけは避けたい。

      そのうち、「とにかく給食だけは食べてもらうぞ」と、
      怒っても、泣いていても、ムリムリでも、少しづつでも、食べさせ続けることにした。
      そしたら、半分くらい食べて、ふと気がつくと、怒りが治まっているということが何度もあった。
      食べ始めて、20~30分位たっている頃だ。

      これって、血糖値が上昇して、満腹中枢が作動し始める頃か?????

      えぇぇぇ???
      食べたら腹がふくれるって、予想できてないのかぁぁ????


      でも、やっぱり、怒っているのを承知で、
      こっちもイライラするのを我慢しながら、ムリムリ食べさせ続けると、
      そのうち怒りがおさまっているというパターンのことは何度もあった。

      出された給食を全部食べることは、ほとんどなかったけれど、
      もう、このくらい食べれば上出来かなと思う頃には、
      やっぱり、怒りはおさまっているのだ・・・・・

      でも、本人が説明してくれないので、真相は闇の中です。

      もうひとつ、考えた。
      食べるという作業が、しんどくて、苦行のようなものだから、
      その後、満腹になろうが、なんだろうが、とにかく食べるのが嫌なだけだったのかもしれない。

      例えば、すごく効くけど、すっごくマズイ薬があったとして、
      効くのは頭でわかってるけど、飲むのはすごく嫌だ、とか、そんな感じなのかも・・・・
      とか・・・・・。

      こんなことも考えながら、
      常識だとか、当然だと思っていることを、捨て去ることの難しさを、しみじみ感じました。
      先入観を捨てて、現実を観察することは、高度な技術力を要します。

      どこまでいっても、真相は不明

      でも、給食を惜しくないくらい食べてくれれば、それでいいのだ。


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      プロフィール

      きくたろうの母

      Author:きくたろうの母
      ペーパー管理栄養士
      食いしん坊で酒飲み

      菊太郎2004年生まれ
      知的発達5ヶ月程度
      身体発達7ヶ月程度
      視力 たぶん強度の弱視

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