こちらのRedditスレ主によれば、カリフォルニア州でガッツリAI画像を規制する法案が通過しそうなんだって。法案の内容は①AI画像やAI動画にはAI生成物である事が分かるような電子透かしを入れる事。これができない画像AIは禁止。つまり、CivitAIやHuggingFaceはカリフォルニア住民がStableDiffusionみたいなオープンな画像AIをDLするのをブロックしないといけない事になる。何故ならオープンな画像AIに電子透かしを強要させる事なんて不可能だから。一方、OpenAI、Adobe、マイクロソフトはむしろこの法案に賛成してる。何故なら自分達のサービスにはC2PAによる電子透かしを実装してるし、オープンなAIなんて商売の邪魔だから消えて欲しいから。②C2PAとかに対応してないカメラの販売を禁止する。カルフォルニア民はほとんどのカメラやスマホを買えなくなるかも ③メジャーなSNSは電子透かしを参照してAI画像はそれと分かるようにラベル付けするのが義務化される。そしてC2PAでカメラから撮って加工されてないって証明されてる画像は真実の画像だとラベル付けされるっぽい。で、そもそもC2PA付いてないような画像は出所不明扱いにしとけって話。 僕はこの法案を支持するわけではないが、昨日論じたように、写真やイラストの画像がAI製なのか手描きなのか、カメラ撮って出しなのか、見ただけじゃ判別できなくて人々にむやみに困惑や疑心暗鬼を招いてしまって困るんだから技術的に判別できるようにしろや!ってのは道理から言って当然そうならざるを得ない流れやろね。しかしオープンな画像AI全面禁止になるのはやり過ぎでは。これだとビッグテックに画像AIが独占されてImageFXみたいに安全(つまり女性を出力するのが困難なくらい不便という意味だが)な画像AIしか我々は使えなくなっておもんなくなる。そしてtwitterやメタがカリフォルニアの命令に素直に従うだろうか?それより命令を無視してカリフォルニア民だけブロックする方が手っ取り早いかも。とは言えカルフォルニアに続いて同じような法案出してくる州や国が増えてくればそうもいってられないかも。これについては今後どっちに転ぶか分からないね →RT
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