ノルウェー王女と結婚式挙げた米霊媒師「精霊から力を授かっている」 国民から批判も

30日、ノルウェーで行われた結婚式の祝賀会で手を振る同国のルイーセ王女(右)とベレット氏(NTB/Cornelius Poppe提供、ロイター=共同)
30日、ノルウェーで行われた結婚式の祝賀会で手を振る同国のルイーセ王女(右)とベレット氏(NTB/Cornelius Poppe提供、ロイター=共同)

ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(52)が8月31日、米国人の自称霊媒師、デュレク・ベレット氏(49)と結婚式を挙げた。地元メディアなどが報じた。ベレット氏は自身が「6代目シャーマン」で精霊から力を授かっているとしており、ノルウェー国民から「おかしなことを言う人物」との批判も出ている。

王女は国王ハラルド5世の長女で、王位継承順位4位。2017年に離婚した前夫との間に娘が3人いる。22年6月にベレット氏と婚約し、同年11月に王室が王女の公務離脱を発表した。

ベレット氏は精霊や先祖から学んだとされる力を授ける「シャーマンスクール」を運営。新型コロナウイルスの予防効果があるとするメダルを販売していた。王女も天使と会話ができると主張し、独自の医療関連ビジネスや「奇跡の起こし方」についての学校運営に力を入れてきた。(共同)

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