自分たち医療従事者は、人の不幸でご飯を食べさせてもらっている。わかっている。 だから自分は、災害が起こったときに戻すことをしている。医師としての仕事の他に、情報発信をして、寄付をして、しばらくしたら旅して訪れる。そうやって自分が不幸から得たものを不幸を少しだけ安んじるために使う。 コロナも同じ。感染防護具を着込む医師としての仕事の他に、情報発信をして、行きつけの店で食べたり頼んだり買い物をして、社会制限の合間ではもっと盛大に使う。 これは昔の同僚を真似した。災害医療を頑張っていた同僚はいつも被災地に旅していた。そこから学んで今も続けている。