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      二次調理には反対だ!

      摂食・嚥下の教科書的な本には、
      普通食を食べることが難しい場合には、
      「二次調理をして、食べやすい形態にして食べるようにしましょう」
      と書いてある。

      でも、私は、この考え方には反対だ。

      全ての場合において反対だという訳ではない。
      施設給食とおうちごはんでは、事情がちがうやろと思う。
      病院や学校などの施設給食の場合は、
      食形態をおとすためには、二次調理以外に現実的な方法はないのかもしれない。
      でも、在宅の子が食べている「おうちごはん」の場合なら、二次調理以外の方法だってあると思う。

      施設での給食と、家庭でのおうちごはんでは、状況や制約にだいぶ違いがある。
      それなのに、おうちごはんまで、施設給食と同じように、
      「普通食を二次調理して形態を合わせる」という方法しかないと考える必要はない。
      そもそも、摂食嚥下の本は、家庭での食事を主眼に書かれているというよりも、
      施設で働く専門職が、摂食に問題のある患者に対して、どういう食事を用意するべきか、
      を書いてあるような気がする。

      なんで、二次調理に反対かって、
      二次調理すると、たいていの場合は衝撃的なほど不味くなるから。
      それと、加熱調理後にいじくりまわすのは不衛生だから。

      給食とおうちごはんの違いは、いろいろある。
      給食は、栄養計算されている普通食のメニューが決められていて、
      全員がその同じメニューを食べるのが基本だ。
      それに、生ものは出せないし、昨日と同じものを出すこともない。
      人数が多いから、ミキサー食の人も複数人いるから、それなりの量がある。
      衛生管理もたぶんきっと徹底している。

      けど、おうちごはんはちがう、
      家族と同じメニューを食べる必要はない。
      1人だけ全然別の物を食べるのだって、アリだ。
      生ものだって食べられるし、
      昨日の残りを、今日も食べるのだってアリだ。

      家庭では、調理器具をそんなに完璧に洗えているわけではない。
      せっかく加熱して殺菌状態の料理を、
      きれいに洗えているかどうかわからないミキサーにかけるのは、もったいない。
      しかも、子供1人分のオカズをミキサーにかけようったって、量が少なすぎてうまくいかない。
      加熱後のオカズを、生の材料を切った後のまな板に載せて切るのも、なんだか不衛生。

      食事としておいしく楽しもうと思うなら、
      二次調理で対応するのは、
      ハサミで一口大のキザミ、位までが限界じゃないかと思う。

      菊太郎が通っていた施設も、給食で普通食のメニューにゆで卵が出たとすると、
      普通食では無理な子は、ゆで卵を、刻んだり、ミキサーにかけたりして、
      パサパサするなら、マヨネーズとかケチャップとかつけとこうかって対応していた。

      でも、家でならもっと自由だよ。
      刻んでもゆで卵の白身の角は残るし、
      それならいっそ温泉卵に、めんつゆジュレでものっけた方がおいしいと思うよ。
      固くゆで固めた卵をまた細かくするより、
      はじめからガチガチに固くなるまで固めないで食べるほうがよっぽど合理的だよ。

      あ、父ちゃんが帰ってきた。
      今日はここまで。

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      プロフィール

      きくたろうの母

      Author:きくたろうの母
      ペーパー管理栄養士
      食いしん坊で酒飲み

      菊太郎2004年生まれ
      知的発達5ヶ月程度
      身体発達7ヶ月程度
      視力 たぶん強度の弱視

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