下半身不随になってしまった男性「国に薬害を認めさせたい一心で…」

(大石邦彦アンカーマン)
これまで各地で、個人で訴訟ということはあったと思うんですが、集団訴訟という形はこれが初めてかと思います。そして、地裁前には、原告団のお2人にお越しいただきました。

患者の会から、接種後に下半身が不随になってしまった、名古屋市在住の櫻川博文さんです。きょうここまで来るまでは長かったですか?

(接種後 下半身不随に 櫻川博文さん)
思い返してみますと、長かったですね。

(大石アンカーマン)
どんな思いで過ごしていましたか。

(櫻川さん)
関心が薄いなって。約2年と半年ぐらい経過しているんですけども、やっぱりリスク面を全然、公にしなかった国に対して、薬害を認めさせたい一心でこれまで頑張ってきました。

(大石アンカーマン)
そして、遺族会からは東正秋さんにお越しいただきました。39歳の息子さんを亡くされたということですけども、きょうこの日を迎えるまでいろいろご苦労はありましたか。

(接種後 39歳の息子が死亡 東正秋さん)
そうですね、短くもあり長かったですかね。月命日に、必ず息子の墓参りをするんですけど、全く報告できないんですよね。そういうことからすると…結構長かったと思いますね。