浦和西署=さいたま市中央区上峰
県警監察官室などによると、巡査は4月19日午後7時20分~40分ごろの間、県内を走行中のJR高崎線下り列車内で、県内に住む10代専門学生の女性の体を触るなどしたほか、7月4日深夜、勤務していた浦和西署の倉庫内からカメラフィルム30個(売価約9200円相当)を窃取した。
痴漢の取り調べなどから、フィルムを盗んでいたことも判明した。巡査は昨年6月から繰り返しフィルムを盗み出しており、約430個に上った。うち360個をフリーマーケットアプリで売却し、約33万円を得ていたという。
巡査は痴漢行為について「酒に酔って覚えていないが、私が犯人であるかもしれない」とし、窃盗については「生活が苦しくて売却するために盗んだ」などと認めているという。