行き場を失った衣珠の病院探しが A医大病院とG市立病院のケースワーカー 二人掛かりで始められた。
簡単には見付かるはずもなく A医大病院の医師からは
「もし、そちらの地域(東部)で見付からず こちらの地域(西部)で見付かった場合 遠いから嫌だなんてごねないで下さいね。絶対ですよ。衣珠さんの為に いつまでもベッドを占領させておくことは出来ないのですからね。」と 半分脅迫じみた口調の電話が 夜 携帯にまで掛かってきた。
(ちなみに 西部の方へは 車で片道2時間はかかる。)
前にも記したように 次から次へと 転院のあてが無い患者は 受け入れてもらえない。厄介者のババが 自分の病院で止まってしまうからだ。
A医大病院に入院しながら 受け入れてもらえる病院を探し、もう一方で 重度心身障害者施設Fの郷に 入所させてもらう為の準備を遂行した。
Fの郷から 入所確定の話があれば それまでの間 受け入れてくれる病院が 見つけやすくなる。
しかし Fの郷は病院と違い 段取りをひとつひとつ片付けていかないと 返事はしてもらえない、なんとまぁ 融通の利かない お役所仕事的な施設であります。
簡単には見付かるはずもなく A医大病院の医師からは
「もし、そちらの地域(東部)で見付からず こちらの地域(西部)で見付かった場合 遠いから嫌だなんてごねないで下さいね。絶対ですよ。衣珠さんの為に いつまでもベッドを占領させておくことは出来ないのですからね。」と 半分脅迫じみた口調の電話が 夜 携帯にまで掛かってきた。
(ちなみに 西部の方へは 車で片道2時間はかかる。)
前にも記したように 次から次へと 転院のあてが無い患者は 受け入れてもらえない。厄介者のババが 自分の病院で止まってしまうからだ。
A医大病院に入院しながら 受け入れてもらえる病院を探し、もう一方で 重度心身障害者施設Fの郷に 入所させてもらう為の準備を遂行した。
Fの郷から 入所確定の話があれば それまでの間 受け入れてくれる病院が 見つけやすくなる。
しかし Fの郷は病院と違い 段取りをひとつひとつ片付けていかないと 返事はしてもらえない、なんとまぁ 融通の利かない お役所仕事的な施設であります。