まだ、前回の続きです。


なんとか抗がん剤治療を開始することができて、これは、ほんっとに驚いたのですが期待通り、痛みや腫れが急激に治まっていきました。


できたのも速かったけど、引くのも猛スピード!

何が起こっている?


胸のためにしたことは

ホッカイロ

話しかけて癒す

お参り

抗がん剤


抗がん剤、たった一回の治療でこんなに効果があるとは!


もちろんまだCTも撮ってないけど、癌が見えてるので、一目瞭然です。このことはまた詳しく書きますね。


悪魔の紋章の正体は


まず先に私の最大の疑問だった四角い跡の正体!放射線治療について書いておきたいのです。

初発ルミナール2bの温存手術をして、EC療法ドセタキセルの抗がん剤をして終了後25回の放射線治療をしました。

ごく一般的な標準治療でした。


放射線治療から5ヶ月後、

胸が本格的に腫れてきて、日毎に赤く熱を持っていき、皮膚が硬く厚くなってきました。皮膚の赤みは、乳房の丸みの外側にきれいに四角く広がっていくことに気がついて、これが不思議で不気味でした。悪魔の紋章?

どんなかというとイラスト書いたので見てください。

なんでキレイに四角いのだろう。



それが転院先の名医先生に初めて診ていただいた時、直ぐ分かったのです。


放射線当てた所に癌が出来てるね


えー!!!!!


えー、だと思いませんか!?


放射線は再発を防ぐためにやったのに!

先生は放射線を当てた所の皮膚が弱くなって、そこに再発したのだと思うとおっしゃってました。


放射線治療の怖さ


もちろんそれだけではなくて、微小癌が残っていて、抗がん剤をすり抜けて育ったのでしょうから放射線で弱くなってなくても別の形で出てきた可能性はあるでしょう。

でも、それならもっと大人しく現れたかもしれないのです。

手術で取ることだって出来たかもしれません。


まあそうだとしたら、再発に気付かずに何年か経って他臓器転移していたこともあるでしょう。

マンモグラフィーには写らなかったのですから。

なんだかんだでこの結末が私にとって最良であったと信じることにしています。


しかし、レアケースとはいえ、放射線治療は怖いことも起こるということだけはここでお伝えしておきたいし、話す人ごとに教えて歩きたい。

放射線治療前の事前説明ではそんな話全くなかったのですから。



転院前の病院では放射線治療中週に一度、終わってからは1ヶ月毎に放射線科の先生に診て頂いていました。

照射中から全く副作用がなくて、うっすらと赤みがあるかないかぐらいのキレイなものでしたし、治療後も全くなんともないから、後一度3ヶ月後に診せてね、それで終わりかなと言われていました。

3ヶ月後に「再発しました」と爆発的に変化した四角い跡付きの皮膚を見せたら、先生はこれは珍しいねと言っただけで、放射線の跡である事に気付きませんでした。


完全にヤブだと思いました。


実は、癌じゃない可能性を探していろいろ検査していた時、

放射線治療の晩期障害を疑いました。


関連記事のコピーをしていたのがです。



放射線治療では治癒を目的とした根治照射を実施した場合,皮膚の被ばくが高線量となり,6カ月などある程度の時間が経過すると毛細血管拡張や皮下組織の線維化,表皮の萎縮,皮膚壊死などの非可逆性の変化を生じてくる。




私の再発もちょうど照射から4ヶ月後くらいでだいたい当てはまるし皮膚の様子もそんな感じだし、放射線治療の障害と皮膚転移が同時に起こっているのではないかと今でも怪しんでいます。


今の先生が放射線治療の事に深追いはしないのは、どうであれ今のところまず、癌を小さくが急務!だからでしょう。でも、小さくなった時にもしもまた放射線を当てる選択肢が見えたら真剣に話し合うつもりです。

(放射線を再発でも当てられるのかを前病院の放射線科の先生に聞いたら、当て方によっては出来るよとおっしゃってましたけど…もはや信じらないえーん


明日は七夕ですね



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