前回の続きです。

三峯神社へお参りして心が軽くなったので、また今日から頑張りましょうとネットで病院を調べていたら、ふと条件(私の希望)に合う病院を見つけました。


お参り効果が現れ始めましたよ。


お医者の鏡​


もう0時をまわっていましたが、病院のホームページに乳腺外科のメール相談コーナーがありましたので、メールで詳しい状況を伝えて相談しました。

すると次の日朝、

乳腺外科の名医の先生(乳がん名医のランキングにもお名前のあった先生なので)ご本人からメールをいただきました。

びっくり速い!

感動的なほど仕事が速い!


名医の先生のメールの内容の要点はこのようなことでした。


おそらく炎症性の皮膚再発。

抗がん剤で小さくしてから手術するのが望ましいと考えられる。

受診希望なら急ぎ診察を受けてください。

当院は治験等の選択肢もあるので、現病院での治療を始める前がよい。

急ぐようなので紹介状なしでもとりあえず診察します。

このメールでの日程調整可能です。


それからマッハでお返事して、紹介状もデータも持たずに名医の先生と臨床腫瘍科の先生の診察を受けました。


先生方はお二人とも外来の日ではないのに!名医の先生に至っては手術の合間に時間を作ってくださったのでした。


急ぐ状態を理解してスピーディーに対応して下さったことが本当にありがたく、医者の鏡だと思いました。


診断


私の癌はやはり広がり過ぎていてこのまま手術することはできないというのはそれまでと同じ診断でした。しかし、抗がん剤で腫瘍を小さくしてから前向きな対応を考えると言ってくださったので直ぐに転院することに決めました。実際、片乳房の皮膚中に癌があるので全部取ったら繋ぎ合わせる皮が無い訳ですからそのことだけ考えても抗がん剤しかないことは承知していました。

抗がん剤は初めてではないから余計恐ろしくて毒を身体に入れること、普段の生活が出来なくなること、嫌でたまらないというのはもちろんでした。でも、日毎に悪化して激しい痛みに横たわっていることも多く、とっくに普段の生活なんて出来ていなかったので、迷いは少しもありませんでした。


元の先生も優しくて


そして、そこからまたまた最速で元の病院で紹介状、組織の標本やデータを頂いて来ました。

突然転院すると言ったのに元の先生は急がないといけないからと、その場で、2時間で!全て用意してくれました!息子が心配するからしばらく息子の所に行く事を告げると、こちらに帰ってる時はいつでも来ていいからねとも言ってくださりました。ある意味背を向けた患者という負いめがあっただけに、その優しさは涙が出るほどありがたかったです。感謝!


​急いで急いで


それからまたまた急いで各種検査、抗がん剤の内容を決めて、2日後に1回目の抗がん剤治療を開始しました。前の病院から借りた組織検査を使っての検討や遺伝子パネル検査もして、より効果のある薬を探しつつ、結果を待たずに先ずはIコース目を始めたわけです。

因みに私の皮膚はもう新たな組織検査に耐えられる状態でなく、刺したり切ったりしたら不味い状態だったので、前病院での手術前と再発診察時の組織が必要だったのです。


皮膚の異常はネットで調べてもなかなか画像がなくて、これ癌なの?と思った時に比較のため他を見たいと随分思ったので、

私のこの頃の皮膚の状態の一部を下の方に付けておきます。私のは、癌が下から出てきたというものではなく、皮膚に転移したものです。割に珍しいみたいです。

また今度書きますが、初発の時の放射線治療の跡に沿って発症しています。

見たくない方はここで終わりにしてください。


三峯神社の御守りと烏森神社の御守りはいつもポケットに






皮膚転移した乳がん


irooroのプロフィール
買ってよかったもの〜愛用しています
irooro
AD

コメント(6)