NHKの国際ラジオ放送で、尖閣諸島は「中国の領土だ」などと原稿にない発言をした40代の中国籍の男性が帰国したと、中国メディアが報じました。

8月19日、NHK短波ラジオなどの国際放送で中国籍の男性スタッフ(40代)は、沖縄県の尖閣諸島について、「中国の領土である」と述べて、NHKとの契約を解除されました。

その後、男性のSNSのアカウントとして26日に中国メディアが紹介した投稿には「帰ってきた。 心配はない」と書かれていました。

さらに、「何もコメントしない。すべては22秒に凝縮してあるすべての真実と真相を含めて」とも書かれていました。

不適切な発言をした時間の長さを指しているとみられます。

中国のSNS上では、「あなたは私の中のヒーロー」や「おかえりなさいヒーロー!」など、賞賛する声が一部で上がっています。

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