子どもたちを盗撮から守るには…

ひいらぎねっとの永守代表によりますと、学校内での盗撮事件は被害を受けた児童・生徒、その保護者に向けての報告はあるものの、被害者保護の観点などからそれ以外の関係者への詳細な報告がないことから、もしかして自分も被害にあっているのではないかと不安を抱えたままの生徒も多いといいます。

ひいらぎネット代表 永守すみれさん
「私たちも通報活動をしているんですが、実際に通報できて警察が逮捕まで至るっていうのはすごく少なくて、統計に上ってくる数字というのは本当に氷山の一角だっていうことを知っていただきたいです」

そして、肌の露出が多いこの時期、特に夏休み中は、プールの更衣室での定置型カメラによる「盗撮」が多くなることから、いつも以上に注意が必要だといいます。

ひいらぎネット代表 永守すみれさん
「年齢とか関係なく、誰もが被害に遭う可能性があります。小学生ぐらいの頃は全身をすっぽり隠せる“ラップタオル”を使って着替える方が多いと思うんですが、年齢が高くなってもラップタオルなどを使って、身体を隠すようにすると安心です。また普段持っていない方でも、防犯ベルを持ち歩く、防犯アプリをスマートフォンに入れておくといいと思います」