農薬や化成肥料というのは100年前にはまったく存在せず、人類の歴史の中にも存在してこなかったものです。 化成でない肥料は存在しますが、この是非についてはオーガニック農家たちが議論すればいいことでしょう。 私は基本的に化成肥料なし農薬なしが一番いいと思っているので、過剰に肥料を使うことは硝酸態窒素を増やし栄養素を人為的に与える弊害もあり、あまりよくないと思っています。 しかし事の本質は健康とか栄養素とかそういう問題ではありません。 このような農薬などは農家くらい近くで高濃度で浴びれば直接影響でますが、一般に食べているものではすぐに影響が出ないということに罠があります。 沈黙の春は衝撃的な本であり、それをデマと叩く科学をシランあほも日本人には多いです。 ま、いちいち科学的なことをいわなくてもそのほうがおいしいし、体調も良くなるし昔の野菜にした方が真の意味で安心だというにすぎません。 この話を突き詰めていくとニンゲンのエゴに基づく地球汚染、次世代やその先に通じる遺伝子異常やミトコンドリア異常、利益優先主義と自然や地球に一体化した生活などの話に通じ、だからこそ農薬だけでなく、古来種や在来種の種の見直しが必須になってきます。 F1だからダメとまではいいませんが、F1雄性不稔の種は簡単にいえばミトコンドリア異常症である不妊植物を食べているということ。 このミトコンドリア異常もすぐに病気になるわけではなく、あらゆる子どもやその先、さらにいえば地球上の動植物すべてに影響を与えるものとなるのです。 古代民族が狩猟採集生活で生命をもらっていたのと同じように、その後の長い農耕の歴史は同様に命をもらう行動であったともいえます。 日本の農耕の歴史は嘘の塊ですが、それもまた優生学者やグローバリストが刷り込んだものであるともいえます。 農耕、畜産、狩猟、どれが正しいということ自体が愚かですが、少なくとも病気が怖いとか病院に行きたくないとか、生活が苦しいとかカネがどうとかいうのなら、せめて100年前の生物の状態に戻したらどうかと思います。 日本の食料自給率は実質は1%以下であり、それを変えることは日本人の意識が高まればすぐにでも実行できることなのです。
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窒素を含む化成肥料は100年以上前に量産を始めました。 ハーバーボッシュ法によって、1913年にドイツでアンモニアの工業的量産が始まりました。この方法は、化学肥料の生産に革命をもたらし、現在でも世界中で広く利用されています。日本でも、1923年に延岡市にアンモニア合成工場が建てられ、硫安の製造が開始されました。 jstage.jst.go.jp/article/kakyos… また、この革新的な反応は、フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュによって開発され、それぞれ1918年と1931年にノーベル化学賞を受賞しています。 nobelprize.org/prizes/chemist… nobelprize.org/prizes/chemist…