渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

身体能力適正

2024年08月28日 | open




二輪免許を取ったばかりなの
にとても上手く乗る人を知っ
ている。下半身でマシンを
ホールドし、上半身は適切
に脱力させ、セパハンマシン
でも上体を起こして硬直させ
ずにごく自然に背中が円弧
を描き、かつ極めて綺麗な
乗り方でコーナーをそこそこ
のペースでトレースする。
本当に免許取り立てなのか?
とも思うが、あとで聞いたら
スキーの上級者なのだという。
合点が行った。
そういう事ってあるかも、と。

ちなみに、私はアイススケー
トは5才の時からやっていて
大好きだったが、スキーを
生れて初めてやったのはか
なり遅い。20代になってから
だ。しかも20代中後半。
しかし、生まれて初めての
スキーで、その日のうちに
ボーゲンから進んでパラレ
ルで滑っていた。当日中に
30度斜面も滑った。滑落も
したが。緩斜面ではもうスケ
ートのように自在に滑れる
ようになっていた。東京から
近い新潟県の越後湯沢での
事だった。

生れて2度目は北海道スキー
旅行だったが、超上級者の
人二人に「今回生まれて2度
目」と言ったら、選手並み
のアメリカ人弁護士のプラ
イベートでも親友の奴は
「絶対に信じられない」と
日本語で言った。
あえて2度目は短い板を選ん
で、クルクル回りながら滑
ったりバッ
クで滑ったり、
いろんな事を
やって遊んで
いた。


なぜ初体験の時から滑れた
のか。
それは理屈や理論はスケー
トとは異なるが、身体用法
はとてもスケートとスキー
は似ていたからだ。
そして、スキーはバイクと
そっくりだったのだ。
足を揃えたときの前への出
方がバイクとは左右で事な
るが(バイクはバンクの際
にはイン側の足を外足より
もかなり後ろ側にする=つ
ま先側
足裏でステップに載
せる
のみで、足裏はマシン
に向ける心持ち)、身体
法はスキーとオートバイの
ライディングはそっくりだ
ったのだ。
むしろ乗馬のほうがバイク
とは全く異なる身体用法の
要素が多いと感じる。ドラム
缶に跨
ったように股割きにな
るし。


スキーの上手い人=オート
バイライディングが巧みな
人=説は、結構当たってい
ると
思う。





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