最近、仕事をクビになったり病気になったり恋人と別れたり家を追い出されたりした人は、そのことを嘆くのではなく、そのことを喜んだ方がいい。悪いことが起きたのではなく、良いことが起きている。運が悪いのではなく、運がいい。思わぬ環境の変化は、自然が「そっちじゃないですよ」と教えてくれている。だから、抵抗をしない方がいい。抵抗するとズレる。過去にこだわるとズレる。未来を恐れるとズレる。人の目を気にするとズレる。他人を気遣うとズレる。誰かを憎んだり、嫉妬をするとズレる。

楽しみにしていた予定が流れた人も同じ。そこに行ったら死んでいた。運が悪いのではなく、命拾いをした。不運を嘆くと不幸になる。不運の裏にある幸運を見る。絶対に自分を責めないこと。自分を否定しても誰も幸せにならない。毎晩「楽しかった」と言って寝る。毎朝「こんな一日になったらいいな」と思って目覚める。自分の言葉が現実を作る。言葉は呪術。マイナスの言葉は呪い。プラスの言葉は祈り。自分に呪いをかけないこと。他者の呪いに反応しないこと。呪われている人の部屋はモノが多い。呪われた時は掃除。不要な物を捨てる。部屋の中だけでなく、カバンの中、財布の中、車の中、日常的に使う場所を掃除すると呪いが解ける。

やりたいことがわからないと話す女性Ｍ様にお会いした。ヒーリングカフェで働くＭ様には元気がない。覇気がない。周囲の人間に覇気を吸われている。エメラルドゴキブリバチは、ゴキブリに寄生することで、ゴキブリを意のままに操る。エメラルドと言う言葉は綺麗だが、やっていることは「関係者をゾンビにして自分の意のままに操る」スピリチュアル関係者は多い。気をつけないとゾンビになる。Ｍ様はゾンビになっていた。ゾンビを人間にするには、毒を抜いて血を巡らせること。毒には三種類ある。物の毒。頭の毒。心の毒。物の毒は断捨離で、頭の毒は運動で、心の毒は静電気除去で抜ける。

やりたいことがわからないのは、周囲の人間の「やりたい」に自分の体が乗っ取られて、エメラルドゴキブリバチに寄生されたゴキブリになっている状態。ゾンビになっている状態。ゾンビ状態で好きなことを探したり考えても答えは出ない。まず解毒。体内体外のゴミを捨てる。やりたいことを探すより、丁寧に日々を生きないことで取りこぼしまくっている小さな諸々を認識する。誰かの言葉を見たり聞いて「そうそうそれ！そーゆうこと！」と思ったら、思うだけではなく、自分でやること。やったことは血肉にやる。やったつもりになるとゴミになる。他人にやらせて自分は何もやらないと、エメラルドゴキブリバチにやられる。ゾンビになる。

取りこぼしまくっているという言葉に反応したＭ様は「今の自分にピッタリ！」と言って、元気になった。本当の言葉はツボを押す。全身の血が巡り元気になる。元気になることはゴールではなくスタート。元気を維持できるかどうかは、本人がやるかやらないかにかかっている。自己啓発書や占いにはまるのは、薬漬けになることと同じ。依存体質になり、自分に自信が持てない卑屈なゾンビになる。人間になるには、自分を信じること。誰かの言葉を鵜呑みにしないで、自分の目で確かめること。誰かにとってのゴミは、自分にとっての宝物になる。誰かにとっての宝物は、自分にとってのゴミになる。自分にとってのゴミを捨てると、人間になる。