カイザー役の人
たぶんケムニッツとか旧東ドイツ出身の役者っぽい
色んな役をこなすタイプの若手 若手だけど独特の雰囲気と貫禄がある
「例の髭は付け髭。撮影が終わった時は即剥がしてやったよ(笑)」
「皇帝は愚かで、反省のない人間。ストーリーは彼の成長を描くものではないし、僕もそのように演じた。」
オイレンブルク役の人
ウィーン近郊出身のオーストリア人。
既婚で、妻も同業者(女優)。
「彼(オイレンブルク)はプロイセンの誇り高い貴族だけれど、彼の優雅さ、柔和な雰囲気はあえてオーストリア人の私が演じることで面白く仕上がるんじゃないかと思ったんだ」
「(皇帝とのベッドシーンについて)文字にするととても刺激的だけれど、穏やかな雰囲気の中で撮影された。」
ホルシュタイン役の人
プライベートではすごい明るくて撮影現場のムードメーカー
ノルトラインヴェストファーレン出身で元々は舞台畑の人
普段は3枚目の役が多いのでボケられないホルシュタインは辛かった
「ホルシュタインは冷酷な陰謀家。そこに実は人情味がある……みたいな演技は付け加えなかった。彼を実直に演じるほうが彼のぎこちなさ……つまり魅力が伝わると思ったから。」
「ビューロー役の○○とは撮影中よく二人で食事に行きました。勿論政治の密談はしていませんが(笑)」
ビューロー役
モデル業もやってる売れっ子若手俳優、ベルリン出身
「ビューローは皇帝とは別の軸で主役なんだ。皇帝と同じく、挫折の物語のね。」
「ビスマルク世代の重鎮を演じるベテラン俳優たちからは大いに刺激を受けた。だけど、受けすぎないようにも注意した。ビューローは若くして皇帝の寵愛によって宰相まで躍り出たーーというある種の未熟さをいつでも忘れないように演じていた。」