かんなぎ「中古騒動」で大打撃？の「月刊コミックREX」がリニューアル！　ただし…

一迅社のマンガ誌「月刊コミックREX」がリニューアル。2010年11・12月合併号が発売となった。



2005年12月に創刊した「月刊コミックREX」。2010年11・12月合併号より新装刊リニューアルし、発売日も毎月9日から27日に変更している。

「月刊コミックREX」といえば、掲載作品「かんなぎ」の中古騒動が有名。2008年10月にスタートしたTVアニメ版「かんなぎ」は、ヤマカンこと山本寛氏（※）を監督に担ぎ出すという戦略がハマり、ヒロインがアイドルのように歌いながらダンスを踊るというオープニングでアニメファンを獲得することに成功。原作マンガ、アニメ版ともに人気が高まっていたが、中古事件により、急速にブームが終息した。また、連載されていた原作は、2009年1月号から連載休止（理由は"作者の病気療養"）となっており、中古騒動が同誌の売り上げにも少なからず影響を与えたと思われる。

※一世を風靡したハルヒダンス（「ハルヒ」ED）を担当→「らき☆すた」で初めて監督に就任するが監督交代…という流れで当時注目を集めていた。

今回、リニューアル新創刊での発売となった2010年11・12月合併号は、「がんばれ！消えるな!! 色素薄子さん」が表紙＆巻頭カラー。また、「ヘルシング」の平野耕太氏による新作「アサシネ」やアニメ化が決定している「30歳の保健体育」のマンガ版など7本が新連載となっている。

なお、店頭では「かんなぎ」（+同作のスピンオフ作品である「かんぱち」）が描かれているタイプのリニューアル告知ポスターも掲出されているが、記されているキャッチコピー

「気前のいいマンガ誌。（に、なりたいと思います）」

が不穏な雰囲気を醸し出している。

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