20さいの頃は 歌舞伎町の地面に寝転んで 死んだフリするのが好きだった。 私はホスト通い始めた頃は、ついったー(Xって言うらしい)をやってなくて、ホストクラブにいる時以外は1人ぼっちだった。 私が20さいの時通ってたホストクラブは朝営業(6:00~13:00)の所で、夜はやってなくて、でも夜になると、さみしすぎて、1人で泣きながら歌舞伎町を徘徊していた。担当ホストとのお約束で「他のホスクラには行っちゃダメ」なことになっていたから、ただただ自分の悲しみを歌舞伎町に舞きちらすように ユラリユラリ 歩き続けた。 私は、さみしかった。誰かに少しでも私のこと、見てほしかった。でも、泣いてるだけの女の子なんて 歌舞伎町には ありふれてるし、私がわざとらしく「うっ うぁ...」とか声出しながら泣いてても、みんな素通り。 私は、起こりました。「こんなに悲しくてかわいそうなのに、誰も関心をもってくれないなんて...!! 私は、かわいそうなのに!!!」でも、怒っていたって仕方ありません。だから 私、みんながゾロゾロ歩いてる所にゆっくり寝そべってみました。(最初は風林会館というビルの前でした) そうしたら、なんということでしょう、今まで興味も関心も示さなかった人々が「え... 大丈夫...?」「あの子ヤバくない......?」と道端で横たわっている人間(私)に好奇心を抱いて近寄ってきてくれたんです。私はとっても うれしかった。私は誰の「大丈夫?」の問いかけも無視して、死人を装いました。優しい人はお水のペットボトルを御供えしてくださったり、身体をさすってくれました。でも、最終的にはみんな、救急車を呼んで離れて行っちゃうんです。さみしかった。おいてかないで。ほしかった。 救急車の人はもちろん冷たいです。だって私、死んだフリ、してるだけだし、体のどこにも異常ありません。(頭は異常でした)だから、救急車に乗っても、ちょっぴり お話して、「ちゃんと おうち 帰ってね」ってすぐ 降ろされちゃいます。つまんない。悲しい。私は、救急車にお世話になったあとは、トボトボ 自分のおうち(当時はラブホに住んでました)に帰って、冷たいおふとんで寝ます。 歌舞伎町の地面は心地良かった。 私は 歌舞伎町が すき。