明治初期から原爆投下までの間に撮影された広島城天守の写真の絵はがき(益田崇教さん提供)

 広島市は26日、老朽化した広島城天守(中区)の整備の方向性を話し合う有識者の検討会議を開いた。木造で復元する場合、幕末から明治初期にかけての天守群全体を推す意見が専門家の委員たちから相次いだ。今後、整備費などを詰め、25年度末までに方向性をまとめる。