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saebou氏が「昔はよかった」の人であるというのは誤読ではないでしょうか。かの反論に書かれているのはまさに映画史の通説なのであって、そこに筆者の価値判断が含まれているようには見えないです。ニューシネマ期で女性の立場がむしろ悪くなったというのもこれまでの諸研究から導き出された帰結であってヘイズ・コード時代はよかったという話はしていないのではないでしょうか。saebou氏はフェミニズム批評家を自認しており、フェミニズム批評にとってヘイズ・コードが評価できないものであるのは自明でしょう。(ただしsaebou氏はプレコード期の映画は好きだと述べていたのでその意味では「昔はよかった」の人なのかも)
北村紗衣の反論を読んで俺としては勉強になったなぁと思ったことがもう一つあったのでこっちに書いておくと(ツイッターの人は文章が読めないので)、この人は「昔はよかった」の人らしいということで、具体的にはコード期・プレコード期はハリウッドで女性が輝いていたけどニューシネマ期は輝いていない、というようなことを書いていた。 美人がドレスで着飾ってレディとして大事にされた時代と、大事にはそうされないけどジーンズを履いて自由に何でもやってよかった時代と、どちらが女の人にとって良いだろうか、というのは、その人のフェミニズムに対する考え方によって変わってくる。それがあの反論ブログからは見えて良かった。
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映画にわか
‪@niwaka-movie.com‬
ニューシネマ期のハリウッドで女性の立場が悪くなったとあなたは何を見て(読んで)判断したんですか?
Aug 25, 2024 at 7:23 PM
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私が判断したのではなく、saebou氏が自身で映画を見たり評論を呼んだりしてそれが普通の見方だと判断した、ということがsaebou 氏の文章から読み取れるということなので、気になるならsaebou 氏が紹介している論文などを読めばいいのではないでしょうか。
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あなたは物事について自分で判断する気がないわけですか。別にまぁ、俺はあなたのことを知らないが、おそらく映画研究家とかフェミニズム研究家とかではないだろうから、それならそういう無批判的な、他人の言うことを何も考えずにただ受入れるだけの態度も悪くないと思います。
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私が指摘したのは、あなたが北村氏の「反論」を読んで北村氏が「昔はよかった」の人であると判断したのは誤読だ、ということであり、その根拠となるのは北村氏の文章や背景についての知識なので、私がアメリカンニューシネマについてどう考えているかは関係ないです。
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知識はニュートラルなものではないってことぐらいあなた批評かなにかのお仕事をされている(とプロフに書いてあったので)のにわからないんですか?
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自論を展開する前に、まずは相手が書いていることを(必要ならば相手のバックボーンについても踏まえたうえで)書いてある通りに読解することは、批評をやるうえでも他のことでも基本だと思いますが。あなたはそれが出来ていないと思います。
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