夕張で廃校の体育館倒壊 市は現場処理に苦慮
2008年3月17日 1:00
廃校になった夕張市の旧遠幌(えんほろ)小の木造体育館が、屋根に積もった雪の重みで倒壊していたことが14日までに分かった。現場には木材やガラスが散乱しており、近づくと危険だが、財政再建下の同市には撤去費用がなく、対応に苦慮している。 体育館は1956年に建設された約460平方メートル。同校は90年3月に閉校し、その後は使われていない。 現場から50メートルほどの家の住民によると、1日朝に倒壊していた。当時、市内の積雪は約130センチ。 現場周辺は山林が多く、倒壊時は無人だったとみられ、けが人などはなかった。 市は7日、住民からの通報で倒壊を知り、「立ち入り禁止」の看板を立てて注意を呼び掛けているが、業者に本格的に撤去してもらう財政的な余裕はないという。 市担当者は「春風で廃材などが飛ぶと危ないので、市職員がチェーンソーを使って撤去する予定」と言う。また、住民は「残った校舎もいつ倒れるか。山菜採りの時季に人が近づかないかも心配」と話す。 同市では、2日に温水プール「市スウィミングセンター」の屋根が崩落しているのが見つかったばかり。
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