人気声優の茅野愛衣が、YouTubeの公式チャンネルで公開した一部動画を非公開にし、ファンに謝罪した。公開した動画の内容についてネット上で批判が殺到したことが原因とみられるが、コロナ禍で多くの芸能人がSNSを駆使する中、その使い方には危うさが浮かび上がる。
茅野は17日、公式サイトで「2月11日に公開いたしました『茅野愛衣のむすんでひらいて』第152回につきまして、関係者で検討を重ねた結果、該当の動画を非公開とさせていただきました」と報告した。
これについて、芸能ニュースサイトの編集者は解説する。
「茅野は昨年、声優活動10周年を記念して、YouTubeなどのSNSアカウントを開設しています。今回、非公開となった動画は、茅野が東京・九段の靖国神社を訪れるものでした。それに国内外のファンが反発したというのです。特に中国のメディアは、茅野がファンからバッシングされていると報じました」
中国でも『鬼滅の刃』をはじめ、多くの日本のアニメ映画が上映され、人気を集めている。それに伴って、日本の声優も人気が高く、茅野もそのひとりだ。
ある芸能事務所の幹部は「もちろん彼女がどの神社に行こうと、何の問題もないことですが、SNSは全世界に開かれている。そうしたことを考えると、中国での人気が高いのであれば、何らかの配慮ができたのでは。本人もスタッフも意識をしていなかったのであれば、危機管理が甘いと言わざるを得ません」と指摘する。
さらにこう続ける。