高市早苗さんが8月30日に出す『国力研究』という著作の中に、「非核三原則のうち持ち込ませずという部分は非現実的」という主張があり、マスコミが騒いでいる。でもな、日米安保で米軍におまかせする条約があるのに、たかが国会決議の非核三原則で条約制限するっておかしいな!そこで解説をしたい! まずな、非核三原則とは1967年12月に発表され、その4年後の1971年4月に国会決議された。 そう、53年も前の価値観をいまだになんか信じている変な人がいるわけじゃ。 しかもな、これは法学をちょっとでも学んだ人ならば誰でも知っていることだがな、 法には優先順位というものがあり、憲法、条約、法律、国会決議の順で優先される。 つまり、憲法に違反する条約は無効だし、実に違反する法律は無効なわけじゃ。 日米安保とは条約じゃ。 この条約で米軍はその裁量で日本の防衛ができる(義務ではない)が、防衛をどのようなやり方でやるかはお任せなんじゃ。 ところが、条約を締結したあとに非核三原則を国会で決議したから、米軍は日本に核兵器を持ち込んではいけないとかいいだした。 アホか!それなら条約改正が先だろ! しかも、横須賀などに寄港した米空母がいちいち核ミサイル装備を取り外してから寄港していると思うのか! つまりな、条約と国会決議のどちらが優先されるのかさえ理解できないお勉強が苦手な人たちが唱えているのが非核三原則というわけじゃ。 高市早苗さんは、核兵器をもたず、つくらず、の部分は日本が締結した核不拡散条約の履行だから全く矛盾しないが、 「持ち込ませず」というのは、何ら法的根拠がない、ということを説明している。 国際的には、NATOに加盟しているドイツやイタリアも、核保有国のフランスやイギリスと核兵器を共有している。 核不拡散条約は核兵器の新たな保有や製造を禁じるが、 既存の核保有国と核兵器の共有を禁じる規定はない。 だからこそ、ニュークリアシェアリング(核共有)がこれからの日本の安全を守るために必要なんじゃ。 そもそも非核三原則が国会決議された当時、北朝鮮に核はなく、 中国には18分で日本の各都市に核攻撃できる弾道ミサイルを配備していない。 科学技術が全く異なる時代背景にもかかわらず、「核を持ち込ませず」とかいうのはおかしいぞ。 そもそも、非核三原則とは、沖縄県返還を目前にして、沖縄には当時大量の核兵器が配備され、 中にはM388 デイビー・クロケットという核バズーカ(兵士が1人で発射する戦術核)もあったから、 沖縄返還で日本が核兵器を自動取得してしまうと、ソ連を刺激し、 北海道侵攻作戦の呼び水になる恐れがあったため、「日本は非核地帯」と国際社会にアピールする必要があった。 しかしいまは、ソ連はなくなり、かわりに日本人を絶滅させるとかいいだす危険な核保有国が複数ある。 時代背景も国際状況も全く違うにもかかわらず、なにを馬鹿いっとるんじゃ! あのな、実は日本以外にも非核三原則を決議した国がある。 ウクライナじゃ。 ウクライナはソ連邦のひとつであったため、 核兵器が配備された状態でソ連が解体され、棚ぼた式に核保有国となった。 しかし、1990年7月にウクライナ最高議会は核兵器を受け入れない、作らない、手に入れないという非核三原則を採択した。 その32年後に何が起きたか、みんな知っているよな? これが非核の末路じゃ。 非核三原則は、いま事実上、「核を議論させず」の非核四原則となっている。 憲法で言論の自由が保障されているのに、自由を否定したい連中が核の議論さえ禁じようと陰謀をこの50年間張り巡らせている。 それではイカンのじゃ! 日本は日米安保条約を改正し、アメリカと核兵器を共有する。核兵器の起動は日米の合意でするなど、いまヨーロッパのNATO加盟国が当たり前にしている法体制が必要なんじゃ。 すでにヨーロッパの前例がありながら日本だけダメとかいう差別主義者は黙っとれ! 日本はまず核共有せよ! みんなの意見を聞かせてね! ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、核兵器に関する歴史的背景をわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説した。 日本が核攻撃されたとき日米安保はどう動くか気になるよな! 写真は、8月26日発売の月刊WiLL2024年10月号で対談をした近藤倫子氏とわたし!表紙には高市早苗さんがいるぞ! 読んで深く知り一緒に日本を守ろう! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! 地元図書館や学校にリクエストして応援してね! 文章が気に入ったらフォローしてね!