立ち泳ぎで大名行列 子どもたちが成果披露 長崎游泳協会の夏季教室

立ち泳ぎをしながらみこしを高く持ち上げる子どもたち=長崎市民総合プール

 夏休みの小中学生を対象に、長崎市松山町の市民総合プールで開かれている夏季水泳教室で24日、子どもらが伝統の「大名行列」を披露した。
 教室はNPO法人長崎游泳協会(田中直英理事長)が指導を担当。大名行列は江戸時代、立ち泳ぎで川を渡った肥後細川藩の参勤交代行列を再現している。
 ほら貝や太鼓の音が鳴り、約180人が行列をスタート。水深2メートルのプールで、鉄砲衆や騎馬隊などが25メートルを立ち泳ぎで渡った。
 殿と姫の2体のみこしをそろって披露するのは5年ぶり。お殿様役の小学4年、山本裕太さん(9)とお姫様役の小学2年の森楓花さん(8)を乗せた二つのみこしを、指導員や子ども計約60人が担いだ。立ち泳ぎでプールを渡り、みこしを一斉に高く持ち上げると、会場から拍手が起こった。
 市立畝刈小4年の山口庄輝さん(10)は「立ち泳ぎの足が難しかったけど、担ぎ手ができて楽しかった」と話した。
 同協会が伝承する古式泳法「小堀流踏水術」の、手足を縛られて泳ぐ「手足搦游(てあしがらみおよぎ)」など、難易度の高い泳ぎも児童生徒と指導員が披露。保護者らが見守る中、行列のほか、教室に参加している子どもたちがクロールなど練習の成果を発表した。

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