先輩職員のインタビュー

令和4年度採用十勝総合振興局保健環境部 保健行政室企画総務課(帯広保健所)

竹原 加那子

薬学部薬学科出身
令和5年12月時点

入庁動機・きっかけ


行政薬剤師とはどのような仕事をしているのか興味を持ち、就職相談会に参加したり、色々調べていく中で私も薬事行政に携わり、地元の北海道に微力ながら貢献したいと考えるようになりました。
福利厚生が充実している点も入庁した動機の一つです。土日祝日はお休みで、夏期休暇もあり、休暇が取りやすいところも魅力のひとつです。

今の部署の仕事について


薬局などの医薬品販売業の新規開設や開設後の変更に係わる手続きを主に行います。
外に出て仕事をする機会も多いです。麻薬廃棄の立ち会いに伺う時には、廃棄する数量に間違いないか、正しく廃棄されるか確認します。管理者の方と一緒に廃棄のお手伝いをすることもあります。
夏頃は、野生大麻・不正けしの除去作業のため出かけることもあります。
その他に薬物乱用防止の啓発に関する業務に携わっています。幅広い業務で覚えることも多いですが、先輩方が優しく教えてくれるので安心して仕事することができます。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているか


薬学部で学んだ法律の知識が役立っています。特に、今携わっている薬事関連業務に関わる「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」、「毒物劇物取締法」、「麻薬及び向精神薬取締法」について学んだことが役立っていると感じます。例えば、毒物劇物の保管設備は、毒物の場合は赤地に白文字で「医薬用外毒物」、劇物の場合は白地に赤文字で「医薬用外劇物」と表示しなければならないことが法律で義務付けられています。学生の頃に覚えた法規の内容が今の業務に繋がっていると実感します。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


デスクワークのみならず、実際に現地に訪れて医療関係者の方々と直接やりとりをすることが多く、体を動かすことの楽しさを実感します。
また、外部の方とやりとりする中で、法令に関する質問にお答えしたり、相談を受けた際に相手の方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことがあり、モチベーションの向上につながっています。
今後、転勤で道内色々な場所に行くことになると思います。道内各地域でその土地柄に触れながら、沢山の経験を積み、道民のために頑張る職員を目指していきたいと思います。

休日・プライベートの過ごし方


休日は、買い物に出かけたり、美味しいものを食べに行ったり、自宅でゲームをするなど、ゆっくりと過ごしています。帯広は豚丼が有名なので、複数の店舗の豚丼を食べに行きました。炭火焼きの肉が香ばしくてとても美味しいです。
また、数ヶ月に1度は、土日と有給休暇などを併せて旅行へ行ったり、ライブに参加したりしながら、日々を楽しんで過ごしています。

ある1日の流れ

8:45
出勤、メールのチェック
9:00
電話・来客対応、書類作成
12:00
昼休み
13:00
立ち入り検査のため外出
16:30
帰庁後、検査結果の書類作成
17:30
退勤