仕事をとおして、生まれ育った北海道を、
もっと好きになりました!
農政部農業経営局農業経営課
最前線の中堅職員渡邊 詩織
(28歳)
入庁年月・区分
平成26年4月1日(一般行政A)
旭川市 出身
道職員活躍レビュー
CAREER DATA
- H26.4
- 宗谷総合振興局産業振興部農務課農業経営係
- H27.7
- 同課生産振興係
- H29.4
- 労働委員会事務局調整課個別対策グループ
- R01.6
- 農政部農業経営局農業経営課経営企画グループ
なぜ道職員に?
北海道で生まれ育った私にとって、北海道のために何かしたいという思いと、これからも北海道で住み続けたいという思いがずっとありましたが、就職活動を機によく考えてみると、自分が知らない北海道の地域がまだまだたくさんあるということに気づきました。道職員になれば、実際に地域に住んで、自分が今まで知ることのなかった地域の魅力に触れることができると思いました。
現在の仕事内容を教えてください。
現在の主な業務は2種類あります。一つは、農業者の経営課題に対して必要な専門家等を派遣し解決を支援する業務。もう一つは、農業に参入したい企業と地域を連携させるための支援業務です。
これらの相談を受ける際には、行政機関への問い合わせに慣れていない方が多いため、相談者が落ち着いて話ができるよう、丁寧に話を聴くよう心掛けています。
印象に残っている業務は?
採用された年に担当した農業の担い手関係の業務です。新たに農業を始めたい人に向けたPRパンフレットを作成した際、一般の方が見てもわかりやすく、地元の担当者が説明する際に使いやすいものになることを目指して、何度も打合せや手直し作業を行いました。今でもそのパンフレットが使われているところを見ると、少しでも役に立てているかなと感じます。
また、地下歩行空間で宗谷の農業をPRするイベントを行った際には、通行者になかなか立ち寄ってもらえず苦労したのを覚えています。限られた予算の中でいかに工夫して効果的にPRできるか、失敗もしましたが、とても良い経験をさせていただきました。
初めての地域での勤務に不安はありませんでしたか?
宗谷勤務のときは、初めて住む地域で初めてのひとり暮らしということもあって、仕事の面だけでなく、生活面の不安も大きかったです。ただ、同じように初めて宗谷に来た同期や先輩がたくさん居たので、公宅で飲み会を開催して色々と話し合ったり、地域のお祭りに参加して思い出を作ったりしました。今でも、その時の友人とは連絡をとりあっています。
転勤を伴う人事異動も経験していますが、自分が住むと思っていなかった地域に住むことができ、その地域の面白さや魅力を発見することができるのはメリットだと思います。異動を通じて愛着のあるまちが増えていくことがとても楽しみです。今でも天気予報で道内を見るときには、つい初任地である宗谷地方を見てしまいます(笑)。
今後目指す職員像は?
道職員が扱う業務は非常に多岐に渡りますが、どの業務を担うにあたっても「この職員なら信頼できる」「この職員と一緒に仕事をしたい」と地域の方や職員に必要とされるような職員を目指していきたいです。そのためにも、日々の仕事に丁寧に向き合い、地域の実情に応じて必要とされることは何かを汲み取り、自分から前向きに行動できるような人材になりたいです。
休日の過ごし方は?
宗谷勤務のときは、同期と一緒によく温泉巡りをしていました。温泉ごとに泉質が異なるので、地域の色々な温泉を巡るのが楽しかったですね。温泉と一緒に地元の美味しいものを食べて観光したことも印象に残っています。
また、職場のカーリングチームに所属して、稚内市や妹背牛町で開催されるカーリングの大会にも参加しました。普段はあまり話す機会のない他の課の職員とスポーツを通じて交流できたことは良い経験になりました。
未来の職員へのメッセージ
私は道職員になって、日々の業務に加え地域の人や文化に触れる機会をいただいたことで、自分の生まれ育った土地である北海道をさらに好きになりました。ぜひ、道職員になって、北海道を一緒に盛り上げていきませんか。