「柿が青くなると医者が青くなる。」
柿に限らず、リンゴやトマトなど医者いらずの果実はいろいろありますね。
ところで、みなさんも一度は読んだことがあるのではないのでしょうか。
壺井栄さん著書、「二十四の瞳」。その中の登場人物、大吉の妹、八津は空腹のあまり青い柿をたべて死んでしまいます。急性腸カタルだったと書いてありました。
あと半月も辛抱すれば繋がれた幼い命。青くなった妹の体を抱き抱える大吉。
ムクドリがいたずらにつついたような写真の柿を見ていると、
ツバナを食べ、イタドリを食べ、スイバをかじり、土のついたサツマを生で食べ、
青い柿を食べて死んでいった八津ちゃんを思ってしまう傷秋の頃なのでした。