2010年バンクーバー五輪の女子フィギュアスケート銀メダリストでプロフィギアスケーターの浅田真央(33)が23日、西武―楽天戦(ベルーナ)の始球式に登板した。

 大きく振りかぶったワインドアップから華麗なフォームで投じた1球は見事、ノーバウンドで古賀のミットに収まった。

 浅田は「ノーバウンドで投げるという目標を達成できたので、ライオンズさんも頑張ってほしいです! (2006年に)前回投げた時はバウンドしてしまったので、リベンジを果たせました。投げる前に大きく振りかぶった時、球場の皆さんが『おお!』と言ってくださって、それがすごくパワーになりました!」と投球を振り返った。
 
 その上で「背番号は、今年11月に立川市にオープンする『MAO RINK PROJECT』を一緒にやっている立飛ホールディングスさんが今年で100周年を迎えるということで100番にしました。『MAO RINK(マオリンク)』で滑るのをすごく楽しみにしていますし、たくさんのスケーターにスケートの楽しさを教えられたらと思います」と今後について語った。