2024年8月19日(月)
走り出すダブル党首選 裏金問題置き去りか? 片山×辻元×後藤謙次
岸田首相の退陣表明を受けて、次の総裁の座を狙う権力闘争が早くもうごめき始めた自民党。一方、同時期に代表選を設定した立憲民主党も“次のリーダー”をめぐる水面下の動きが活発化。異例のダブル党首選を通じて、果たして国民の政治不信は払拭されるのか?前例のない“派閥なき自民党”の総裁選の展開と、野党が仕掛ける“裏金問題・第2幕”の焦点を自民×立憲の論客と後藤謙次氏に問う。
- ゲスト
- 片山さつき自由民主党 参議院議員・党総裁選管理委員会委員辻元清美立憲民主党 代表代行・参議院議員後藤謙次政治ジャーナリスト小林鷹之自由民主党 衆議院議員・前 経済安保相(冒頭)
2024年8月20日(火)
若手か派閥の論理か… 自民総裁選の争点焦点 田﨑×久江×岩田ほか
19日に先陣を切った小林鷹之前経済安保相に続いて、今週は河野太郎デジタル相や石破茂元幹事長らが、自民党総裁選挙への正式な出馬表明を行う見通しだ。事実上、次の首相となる総裁選レースの争点、焦点は何か。また同時期に行われる立憲民主党の代表選。総裁選に埋もれないために必要な戦略とは。最新の動向から田﨑史郎氏、久江雅彦氏、岩田明子氏が、今後の行方を読み解く。
- ゲスト
- 田﨑史郎政治ジャーナリスト久江雅彦共同通信特別編集委員岩田明子ジャーナリスト 元NHK解説主幹
2024年8月21日(水)
ウ軍露領制圧のリスク プーチンの誤算と反撃 岩田元陸幕長×小泉悠
東部戦線で防戦をしいられる中、電光石火・ロシア領への奇襲攻撃に成功したウクライナ。軍事作戦を実行するにあたりどんな巧妙なシナリオを描いていたのか?一方、第2次世界大戦後初めて自国領への正規軍の進軍を許しながら、対テロ作戦として対処しているプーチン大統領のジレンマとレッドラインは?この奇襲攻撃の先に、どんな政治的思惑のもとでどのような軍事的展開が想定されるのか?岩田清文元陸上幕僚長と小泉悠氏が最新戦況を徹底解析する。
- ゲスト
- 岩田清文元陸上幕僚長小泉悠東京大学先端科学技術研究センター准教授
2024年8月22日(木)
日米首脳W退陣の波紋 大統領選&総裁選の先 中朝抑止に揺らぎは?
岸田首相とバイデン大統領が、ほぼ同時期に退陣を表明したことで、日米や日米韓の連携でかろうじて保たれていた強権国家の抑止はどうなるのか?ようやく日米との歩調が整ってきていた韓国だが、尹政権の足元も決して万全とは言えない。この状況を中国や北朝鮮はどう見据え、どんな展開を狙ってくるのか?元駐韓国大使の武藤氏と元統合幕僚長の河野氏、そして中国政治の分析で知られる興梠氏が読み解く。
- ゲスト
- 武藤正敏元駐大韓民国特命全権大使河野克俊元統合幕僚長・元海将興梠一郎神田外語大学教授
2024年8月23日(金)
ハリス氏支持率を逆転 焦るトランプ氏に策は 両陣営のキーパーソン
日本では自民党総裁選が熱を帯びてきているが、アメリカも大統領選まで100日を切り候補者たちの戦いは過熱している。19日から行われた民主党大会の会場は「ハリス支持」に沸いた。しかし“ハリス旋風”はいつまで続くのか。一方で、話題に事欠かない共和党候補のトランプ氏だが、支持率では劣勢に立っている。形勢逆転を狙う策はあるのか。アメリカ政治に精通するゲストが混迷の米大統領選を徹底分析する。
- ゲスト
- 杉山晋輔元駐米大使グレン・S・フクシマ米国先端政策研究所上級研究員ジョセフ・クラフトロールシャッハ・アドバイザリー代表取締役