風間 暁|Akatsuki kazama

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風間 暁|Akatsuki kazama
@k6rm6
随筆家|特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)社会対策部|NHK Eテレ『toi-toi』制作委員|北里大学 医療衛生学部 非常勤教員(社会系医療学)|季刊『Be!』編集部員|『学校で教えてくれない本当の依存症』(合同出版)、『「助けて」が言えない 子ども編』(松本俊彦編・日本評論社)ほか
Nothing about us, without us!instagram.com/akatsuki_kazamaJoined June 2015

風間 暁|Akatsuki kazama’s posts

色んな人から別々に「今日はヤバい」「今日すごく死にたい」と連絡が相次いでいるので、やはり今日の不調もいつも通りみんな自身の問題ではなく、なんらかの環境要因だと思うよ。たとえば昨日の満月とか寒暖差とかね。私も今日は無理だし、ここ最近ずっと無理。なんなんだろうね。太陽かな、だるいね。
注意喚起です。先日、長男が「虹色の星が見える」と言いながら痙攣し、意識障害で救急搬送されました。腎臓の炎症が原因で高血圧となり、さらに高血圧性の脳症に発展してしまったそうです。その腎臓の炎症は、溶連菌の感染後に起こる恐れのある急性腎炎。つまり、溶連菌感染が原因となった脳症でした。
長男が突然泣き出して抱きついてきたので何事かと思ったら、「死」について哲学しすぎて頭の中で収集がつかなくなり、恐ろしくてたまらなくなってしまったらしい。「死」という究極の苦悩について考え抜いた長男を褒め、「生」についての対話をしたのだが、長男曰く「生きることは死ぬこと」だそうだ。
ドネーションのために髪を伸ばしている次男、保育園等で「女の子なの?」と聞かれても平然と無視し、髪は切らないと断言する。「みんながそうやって言ってる間に、僕ちゃんは髪伸ばすだけで人を救っちゃうから。わかってもらえなくてもいいの、ヒーローってそういうもんでしょ!」と。背中がデカいぜ。
フードコートで子どもたちと食事をしていたら、次男が突然トイレに行きたいって。一方の長男は食事に過集中で、ひとり親ってこういうときヤベェな〜なんて困っていたら、近くにいたママさんが「見守りますよ」と言ってくれて。本当に助かったよ。この気持ちをバトンで渡すように、私も誰かを助けたい。
【注意喚起】#酔えるグミ として一部で流行中の「パリピ気分」ですが、コンビニ等のお菓子売り場でも陳列されています。保護者が注意書きを見落とす恐れがありますので、販売店の方々には酒類同様の取り扱いを徹底していただきたいです。大人の責任として、子どもが口にすることを一緒に防ぎましょう。
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ミニ四駆のボディを塗装していたらご近所さんに「男の子ママは大変ね」と労っていただいたのだけど、恐縮ながら自分の大会用マシンを好きで塗装しているだけなんだよね。ウチの息子たちミニ四駆やってないし。声かけてくれて嬉しいけど、好意に潜む無自覚なジェンダーバイアス、実は悪意より刺さるぜ。
次男から「ママはタトゥー入ってるけど悪い人じゃないからって、先生に言っといた。だからもう半袖で送り迎え来ても平気だよ。夏も長袖じゃ熱中症が怖いでしょ!」と言われました。一応ずっと頑張って隠してきたのですが、その優しさが嬉しいのでどうでもいいです。ありがとう次男。でも長袖で行くよ。
「死ねばわかってくれるかな」からはじまる希死念慮ってあるよね。痛みや苦しさを小さく、軽く扱われたりすると特に。私はたくさんの自死を見送ってきて、死んでも誰も何もわかってくれないってなんとなくわかってるんだけど、そういうのが頭ではわかってても「わからせたい」んだよな。それもわかる。
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なぜ私がこうやって「あなたのせいじゃなくて環境のせい」と言い続けているかというと、多くの人々の不調タイミングが被りまくるのを常日頃から実感していて、それが私の不調タイミングとも被るから。ほぼ確実に同じタイミングで、多くの人が絶不調になるって、つまりそういうことでしょ。マジお疲れ。
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みんなのつらさって、誰かの心強さにもなるよ。「自分ひとりが今日を苦しんでるわけじゃないんだな」、「こんなにたくさんの人がつらいってことは私に責任があるわけじゃないかも」ってさ、分かち合えたら支え合えるんだよ。人が人と生きていくってそういうことだよね
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変えられないものを受け入れる落ち着きを。変えられるものは変えていく勇気を。そして、ふたつのものを見分ける賢さを。――ラインホルド・ニーバー
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私も同じような子どもだったが、当時はそんな恐怖心を分かち合える相手もおらず、いつも何かを考え、疑問を抱いては内に溜め込んでいたのを思い出す。自分の思惑の動きを鑑みるに、考えることを繰り返すたび、「考えるべきこと」と「考えても仕方のないこと」を分けられるようになっていくのだろうな。
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溶連菌感染後の約2週間後以降から起こりうる糸球体腎炎という関連腎炎らしいのですが、長男には溶連菌エピソードどころか風邪症状すらありませんでした。兆候は「頭が痛い」のみ。ほぼいきなり脳症です。長男はPICUで人工呼吸器と降圧のためのカテーテルに繋がれ、おかげさまで一命を取り留めました。
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覚えておいてください。まず、溶連菌は無症状の場合もあるということ。それから、溶連菌感染後は糸球体腎炎の恐れがあるということ。そして、腎炎により高血圧になると、脳症になる可能性があるということを。腎炎になると、一般的には見てわかるくらい浮腫み、倦怠感と頭痛を伴うことが多いそうです。
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なお、この一連の投稿は、「同じ苦しみを味わう子を減らしたい、誰かを救える可能性があるなら自分たちの体験をシェアしたい」という長男本人の希望で、どんな情報なら他の人の役に立つかを一緒に考え、ポストしています。
私はコーティングされていない「紙」や「木」が極端に苦手な感覚過敏なので、昨今増えてきた紙ストローや木のスプーン類に困っています。鉛筆で何かを書くと背筋が凍り、段ボールの解体では身の毛がよだつという。これは珍しいタイプの感覚過敏でしょうけど、私以外にもいらっしゃるはずだと思います。
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長男は非典型的で、かつ私も知識がなく気づけませんでしたが、もし腎炎の段階で気づくことができれば、脳症にまで発展することを予防できるかもしれません。なので、溶連菌が流行っている時期は、その症状の有無によらず、糸球体腎炎の兆候を注意深く観察してあげてください。
「毒親?一人暮らしして離れればいいじゃん」「そんな会社やめて転職すればいいじゃん」って脳天直下で思っちゃう気持ちはよくわかるけど、未来のために考えて冷静に実行するという、一見すると簡単そうに見えることを出来なくさせられてしまうのが、機能不全家庭やブラック企業の猛毒たる所以でして。
転んだとき、周りから「痛かったね」と言われてはじめて、「これが“痛い”なんだ」と学ぶわけじゃないですか。感覚に名前をあてがわれるというか。でも、転んだときに「痛くない痛くない」と誤魔化されたら、その感覚は「痛い」ではなくなって、きっと転んでも「痛い」とは言わなくなっていきますよね。
私は14歳の頃には非処女だったが、まだ未熟な肉体で快感を覚えたことなど一度もない。むしろ痛かったし、早く終われと思っていた。あれは「穴として性的に搾取される精神的苦痛」と「自分の存在を求められる精神的快楽」を混同させ、「私は必要とされている」という勘違いを重ねていただけに過ぎない。
私はこの話をさせていただいたサバイバー本人ですが、「こども庁」がひらがなになったことにも、子どもが読めるようにという理由があります。家庭を憎む人は決して少なくないし、子どものいないご家庭だってある。今まさに苦しんでいる子も。「こども庁」は、そんな優しい眼差しで決まった名称でした。
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山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)
@yamadataro43
虐待サバイバーの声で「子ども家庭庁」が「こども庁」に! taroyamada.jp/?p=13533 @参議院議員 山田太郎 オフィシャルサイトより@yamadataro43より
こども庁の名称に関して私が黙らないのは、当事者の声を議員が受け止めたという尊いプロセスが軽視され、一部の支配者による鶴の一声で「なかったことにします」と言わんばかりに結果がひっくり返ったからです。親という支配者の一声で全てが決まってしまう虐待家庭の構造と、何が違うのでしょうか。
とりあえず、「こども家庭庁」の略称は「こども庁」でお願いします。昨年末から言い続けていますが、今まさに家庭の中で苦しい思いをしている子どもたちが見聞きしたときに「頼ってみるか」と思ってもらえるような、そんな印象を持ってもらえるような呼び名であることが重要です。
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参考になります。併せてご一読ください。
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小児科医のおじい
@nobu_pediatric
非常に怖い思いをされたようじゃ お子さんは一命を取り留めたそうじゃが、今後の回復をお祈りするんじゃ 溶連菌は主に咽頭炎(のどの風邪)や皮膚感染症の原因となる菌じゃ 溶連菌の合併症として、まれに溶連菌感染後糸球体腎炎という腎臓の症状が出てくることがあるんじゃ x.com/k6rm6/status/1…
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“「子どもは家庭でお母さんが育てるもの」「最近は学校に行かない権利を唱える子どももいるようだが、権利ばかり唱えても(よくない)。」” 途中でiPhone放ってしまった。 「子どもは家庭でお母さんが…」 こども家庭庁を選んだ政治家の意識:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASPDN #自民 #公明
(´-`).。oO(稲垣吾郎さんのファンの方々がものすごく反応してくださっている!予告動画のナレーションは稲垣さんではないのですが、ぜひ本編でイケボをご堪能ください…!余談ですが、私が通っている薬物依存症専門外来のある某国立精神科病院には、こんな写真が。ファンの皆さんにシェアしますね)
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署名キャンペーンを立ち上げました。来年の国会で名称が決定されてしまうまで、出来ることをやりたいです。 何卒よろしくお願いいたします。 「家庭単位じゃなく、子ども個人に目を向けてほしい!再度「こども庁」に名称変更を! #こども庁なら応援しますchng.it/SkKjB4xZcmより
発達障害でも統合失調症でもパニック発作でもなんでもいいけど、それは人を傷つけていい理由にはならないし、本人が傷つく要素であっていいはずもない。病気は病気で、お前はお前だ。まぜるな危険
2021年3月9日、私は自民党の勉強会で「当事者の体験を票集めに使わないでほしい」「聞くだけ聞いて何もしないのは経験の搾取だ」と伝えました。その主張を重く受け止め、実際に声を反映させながらここまで行動してきてくださった議員の方々には、今も変わらず感謝しています。しかし、→
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性行為って相手の内臓に侵入する/されるわけで、いわば個人の境界線を物理的に侵食する行為だと思う。精神的に不安定だと心身ともにその線引きが曖昧になりやすい。若者がアディクション(=自己治療)として境界線内に侵入させている悲しい可能性を、大人が「愛」という抽象概念でボカしてはいけない。
サンタクロースは存在するよ。日本にもパラダイス山元さんという公認サンタクロースがいらっしゃる。引くほど厳しすぎる試験を乗り越えて、グリーンランド国際サンタクロース協会に所属し、サンタクロースという職業に就くの。紛れもない事実。大事なことだから二回言うが、サンタクロースは存在する。
下校直後の次男、言語化がスゴい。 次男「悪いんだけど、今イラつきそうだから、なるべくストレスになりそうなことはしないでほしい」 私「なるほど。なんかあったの?」 次男「眠くて仕方ないタイミングで帰る時間になって、階段降りるのもめんどくさくて、イラつきそうなの我慢してるんだよね」
子育てしていて「あぁ、もう限界だ…」と思う時が夜や休日だと、助けを求める先がない。児相に連絡して一時保護という選択はあるけど、そうなると1ヶ月〜2ヶ月スパンの話になる。ほんの少し、一晩とかでいいんだよ。ちょうどいい支援って本当に無い。
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話が進む中で「やっぱりなかったことにするね」「わかったけど我慢してちょうだい」とでも言わんばかりに、いきなり名称がひっくり返された。私はこの、「なかったことにされた」という点に、強い憤りを覚えています。なぜならこれは、家庭内で行われていた虐待の再現、その構造そのものだからです。→
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ずっと意思も存在も尊重されず、大人の都合で振り回されてきました。それでも諦めずに対話を試み続け、受け止めてくださる方が現れ、やっと声が届いた!と希望を持ったんです。それが急転、大人の都合で「やっぱり取るに足らない声でした」。政治がこれだから、虐待がなくならないのではありませんか。
精神科に入院していた10代の頃。医療者が私を心配する声かけをしてきたときに、「でもそれって条件付きの愛だし、今ここで私が死んだら責任問題に発展するからだよね?」と言って跳ね除けた。ぜんぶ仕事だからでしょう、立場や職務を捨て置いても同じことできる?と。医療者の困った顔が忘れられない。
「本当に死んでいく人は死にたいなんて言わない」という突き放すようなコメントを見聞きするたび、今は亡き友人の「死にたい」を思い出し胸が痛くなる。そういう決めつけは、人生経験の浅さを自己紹介しているも同然。人は死ぬよ、簡単に。単語、表情、フリック入力ひとつで、本当に人は死んじゃうよ。
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「こども庁」は、講師として呼んでいただいた私ひとりの熱弁によって名称が変わったわけではない。その場にいた議員の皆さんが「子どものため」という第一の目的を共有できたことで、全員一致で賛成、変更になった名称だった。なのに結局、子どもファーストではなく、保守派ファーストになるなんて…。
「ダメ。ゼッタイ。」今年度ポスターの「薬物なんか必要ないでしょ」というメッセージ、やはり許しがたい。あなたたちが頼りないから、薬物にしか頼れなかったのに。あなたたちが差別するから、薬物を手放せなかったのに。その必要性を生み出す一端は、あなたたちが担っているのに。マッチポンプだよ。
結局、我々当事者は「支援してもらえなくなったらヤバい」から、「支援してもらえそうな態度と言動」を心がける義務感みたいなものが常に付きまとう。つまり、支援者と被支援者の間には見えない権威勾配がある。私たちは支援を人質に取られている感覚だよ。支援者はそれを理解しておく必要があるよね。
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やっぱりそういう価値観に基づいた「こども家庭庁」への名称変更じゃないか。これまで家父長制や母性神話がどれだけの保護者を追い詰めてきたか。そして危惧してきた通り、子どもの権利も軽視だ。やっぱり名前は「たかが」じゃないよ。なんらかの思いがあってつけるんだ。
私は家庭じゃない場所で居場所を得た。それこそ先のツイートをくださった高知さんや紀子さんたちの愛は、私の心を健やかに育てなおしてくれるから。やっぱり大切なのは家庭そのものではなく、自分の安全を脅かさない他者との関係性(=安心できる居場所)だと思う。親・家庭がそうなら幸運だけど、ね。
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いつも思ってるよ。一体あと何人が死ねば社会が寛容になるんだろうって。ちょっと強い言葉を使うけど、自死って、私は、時間をかけた精神的な他殺の被害だと思う。
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そういう体験の積み重ねは、なんだかよくわからないモヤモヤした気持ちそのものを、言語化できなくさせていくと思います。そして、「悲しい」とか「寂しい」をすっ飛ばして、「死にたい」に濃縮還元させるのではないでしょうか。私は、息子たち固有の感覚や気持ちに、適切な言葉を贈ってあげたいです。
相談したときに支援者から「ご両親だったり親族だったり、どこか頼れる先はありませんか?」って必ず聞かれるんだけど「相談しなきゃよかったな」って気持ちになる。存在しないから相談してるわけだし、仮に存在したとしても頼れない事情があるから助けを求めるんじゃないの。いちいち野暮すぎるって。
2時間かけて職場についた途端に保育園から呼び出し。コレでどう生きていけって言うんだよ畜生。保育の無償化なんて無駄なことしなくていいから、こういうときに助けてくれる制度をつくってくれ。私は社長だからこうやってムカつくだけで済むけど、こんなんじゃ大半の親御さんは職を失う。ふざけんな。
こんなことを言うと今後お声がけいただく機会が減るかもしれないが、後世のためにも敢えて言わせてもらう。講演や登壇等に際し、当事者が話す内容や方向性を強いるな。その当事者の思いや語りを尊重して耳を傾けるのでなく、ただ「当事者性を使いたいだけ」なら、それは紛れもなく、体験の搾取である。
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核家族・共働き・ワンオペがマジョリティの時代に、ジェンダーロールまみれの、というか物理的に現代じゃ実現不可能とも言える伝統的家族観の在り方を重んじるってのは、どう考えても非合理的。それに、そういった思想こそが保護者を追い詰め、虐待を増やすファクターにだってなりうるのだと私は思う。