ダウンタウンの松本人志と週刊文春の訴訟で14日に予定されていた弁論準備手続の期日が取り消されたことが分かった。東京地裁の担当者、松本の代理人の法律事務所の双方が取材に答えた。
地裁担当者、松本側はともに弁論準備手続の期日取り消し理由は明かさなかった。期日の取り消しが決まったのは13日付で、直前に白紙になった。新たな期日は未定とした。
弁論準備手続は法廷で開かれる口頭弁論とは異なり、審理の争点整理などを行うもので、審理の事前準備の位置づけ。
松本と文春の訴訟で弁論準備手続の期日取り消しにより、審理の長期化も危惧される。
松本は女性問題を報じた文春を相手取って1月、東京地裁に提訴。3月に地裁で第1回口頭弁論、6月にウェブ会議で1回目の弁論準備手続がそれぞれあった。14日午後にウェブ会議で2回目の弁論準備手続が予定されていた。