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水産物の放射性物質調査の結果について

 (株)東京電力福島第一原子力発電所からの放射性物質の放出による水産物への影響を調べるため、水産庁は、関係自治体及び関係業界団体等と連携し、福島県及び近隣県において、水産物のサンプリング調査をしています。

目次

1.トリチウム迅速分析 NEWアイコン精密分析_2.放射性セシウム  _3.ストロンチウム  _4.参考

1.~3.に関する英語の分析結果ページはこちらをご覧ください。

1.トリチウム

 1-1.海産物の結果

1-1-1.迅速分析(令和6年8月22日現在)

水産庁では、東京電力がサンプリングを実施するT-S3(放出口の北北東へ約4km)、T-S8(放出口の南南東へ約5km)(右図赤囲み)と同位置でサンプリングをしています。

<8月22日迅速分析結果>
T-S3:緯度 37°27'30"N経度 141°04'44"E
T-S8:緯度 37°23'00"N経度 141°04'44"E 
   
世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドライン基準:10,000Bq/L

    (出典)福島県下漁協組合長会議資料を改変
    迅速分析に使用する試料は、網の網目に魚を刺したり、からめたりして漁獲する「刺網」という漁法でサンプリングしています。


    詳細な調査結果は以下のExcel、PDFからご覧いただけます。
    15番以降がALPS処理水放出後の結果です。

    1-1-2.精密分析(令和6年8月20日現在)

       

    水産物の分析結果


    1-2.測定方法について

    水産物内から抽出した水分を用いてトリチウムの値を測定します。具体的な測定の手順は以下をご覧ください。

    1-3.我が国の原子力発電所等周辺海域における海産生物の組織自由水型トリチウム濃度(参考)

    海洋環境における放射能調査及び総合評価事業調査報告書(外部リンク:原子力規制委員会)のデータを基に、水産庁にてグラフを作成しています。
    当該事業においては、測定精度向上のため電解濃縮法を実施しています。

    1-4.関係省庁の分析結果

    2.放射性セシウム

    (株)東京電力福島第一原子力発電所事故以降、「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」に基づき、これまで206,902検体の水産物の放射性物質調査を行ってきました(令和6年7月9日現在)。
    調査の結果、基準値(100 Bq/kg)を超える割合は事故からの時間の経過とともに低下する傾向にあります。

    2-1.調査結果 (令和6年7月9日現在) 

    海産種淡水種

    詳細な調査結果は以下のExcel、PDFからご覧いただけます。

    2-2.出荷制限や採捕自粛等の措置(令和6年2月15日現在)

        3.ストロンチウム

        4.参考


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        ※これら水産物の放射性物質の検査及び結果集計は、「放射性物質影響調査推進事業」(水産庁委託事業)の成果の一部を活用し、作成しております。
        本事業のうち放射性物質影響調査業務は、公募において複数団体による共同提案等が可能です。
        本事業のうち検査結果の集計業務は、一般競争入札で公募が行われております。

        お問合せ先

        水産庁

        水産物に含まれる放射性物質の検査に関すること
        水産物の出荷制限・出荷自粛等に関すること
        増殖推進部 研究指導課
        代表:03-3502-8111(内線6782)
        ダイヤルイン:03-6744-2030

        水産物の流通に関すること
        漁政部 加工流通課
        代表:03-3502-8111(内線6618)
        ダイヤルイン:03-3591-5613

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