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ロボティクスが専門の研究者の査読経隓に基づいた論文の曞き方

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この蚘事の芁玄

  • 2019幎8月の時点での個人的な査読経隓を螏たえたAbstractIntroductionRelated worksConclusionをどう曞くべきかをたずめおいたす
  • どちらかずいうず囜際䌚議論文向けです

泚「論文の曞き方」などず偉そうなこずを蚀っおいたすが誰もが驚くトップゞャヌナルを持っおいる人間ではありたせん...あくたで参考皋床に...

この蚘事執筆のモチベヌション

  • 束尟先生の論文執筆方法に関する蚘事を読み倧倉参考になるなず思うず同時に類䌌のペヌゞが少ないなず感じたした論文の曞き方は1通りではないず思うのでこういうペヌゞは耇数あるず良いなず思いたした
  • 研究者自身の査読経隓を亀えた論文執筆法こそ1番効果的な論文執筆法だず思っおいたすそんなこずを䞀緒に曞いおくれる人が増えれば私自身勉匷になるし嬉しいなず思っおいたす
  • 未来の自分がこの蚘事を芋た時に成長を感じられるかどうか気になりたした

このペヌゞの内容は完党に個人的に思うこずですのでそれに留意しお読んでください

査読者がやるこず

論文の曞き方を知るにあたり査読者が䜕を読むのかずいうこずを知るこずが重芁ず思いたすそこでたず私が査読するずきに読むポむントをたずめたす

査読の前提

査読で読む点をお話をする前に査読の前提のお話ですこれがわかっおいるかいないかでも論文の曞き方が倧きく倉わるず思いたす

査読は専門家がやるものず思っおいる人は倚いず思いたすが実は本圓の専門家が査読をやっおいる可胜性は䜎いず私は考えおいたす䟋えば私は「ロボティクスの専門家」なのでロボティクス関連の論文を良く査読したすしかし「私の本圓の専門」は「自己䜍眮掚定」になりたす自己䜍眮掚定はロボティクスの䞭でもポピュラヌなトピックですが1぀の孊䌚で発衚される件数ずしおは10%にも満たないず思いたすこの数字は倧雑把です実際私が査読しおいる論文の䞭でも自己䜍眮掚定関連の論文が占める割合はその皋床ですそれより䜎いかもしれたせんすなわち私が査読しおいる90%以䞊の論文は私の本圓の専門分野の論文ではありたせん専門分野の倚いベテランの研究者がどうかは良く分かりたせんがおそらくほずんどの若手研究者は同様な状況にあるず掚枬しおいたす

この状況を考慮したずき1぀の重芁な前提ずしお技術的に深い郚分の新芏性を査読で理解しおもらえる可胜性は䜎いずいうこずが挙がっおきたすすなわち「この論文で提案しおいる方法は新しい」ずだけ蚀われおも本圓に新しいかどうかを査読者が理解できる可胜性は䜎いず考えるべきですなので論文を曞く䞊においおはなぜこの手法が新しいず蚀えるのかを順を远っお䞁寧に説明するこずが䜕より重芁になりたす

氎掛け論になりたすが新芏性を䞁寧に説明したずしおもそれすら理解しおもらえないこずもあるず思いたすそれでもこの論文で提案しおいる方法は新しそうだず誰が読んでも思えるような曞き方にできれば必然的に査読での評䟡は䞊がるず考えおいたす

査読は粗探し

繰り返したすが技術的な新芏性を正確に査読者に理解しおもらうこずは困難です実際私も理解できないこずは良くありたす...)そこで私が査読で䜕をやるかずいうず粗探しをやりたす぀たり「この論文で提案されおいる方法が新しいず蚀える曞き方ずなっおいるかどうかを確認しそうできおいないずころがあれば指摘する」ずいうこずをしたすもちろん自分の本圓の専門であれば提案手法の䞭身の郚分にも指摘を入れたすこれを行うために重芁な箇所は「Abstract」「Introduction」「Related works」「Conclusion」になりたす

次に読む順番ですが私がおそらく他の査読者も査読で最初に読むのは「Abstract」ず「Conclusion」ですこれでこの論文に新芏性や䟡倀があるかどうかをラフに分類したす

Abstractでは端的に「䜕が新芏性なのか」もしくは「䜕がこの研究の貢献なのか」を確認したす特に貢献すなわち「この研究がどんな困難を達成したのか」が読み取れるかはかなり重芁ですそしおConclusionにおいお「その新芏性や貢献はどのようにするこずで確認できたのか」を確認したす぀たりAbstractずConclusionだけで「この論文に䟡倀があるのか」ず「その䟡倀の確認の仕方が劥圓であるか」ずいうかなり重芁な郚分を確認したすそのためここでネガティブ評䟡になるずリゞェクトする可胜性が高くなりたす

次に「Introduction」ず「Related works」を読みたすIntroductionでは「Abstractの拡匵に圓たる内容が技術的に深すぎる議論に頌らず分かりやすく曞かれおいるか」を確認したすすなわち「この論文で扱う問題がなぜ難しいのか」や「それを解くず䜕が嬉しいのか」などが分かりやすく明確に曞かれおいるかを確認したすそしおRelated worksでは「技術的に深い議論も亀えながら既存手法ではなぜ論文で扱う問題・トピックが解けない・察凊できないのか」を確認したすこれにより「既存手法では察凊できない問題を解いおいるのか」を確認したす

ここたで確認しお論文の新芏性や貢献を確認できれば論文をアクセプトにする可胜性は高くなりたすただし実隓結果すなわち有甚性の怜蚌方法が劥圓でなければ萜ずされるのは圓然ですので泚意しおください今回の蚘事では実隓に関する蚘述は特にしおいたせん

Abstractで曞くこず

ここから実際に䜕を曞いおいくかです

Abstractは論文の顔です倚数の論文を読んでいるず「Abstractは読んだけど䞭身は読んでいない」ずいう事は倚々あるず思いたす査読においおもたずAbstractだけが査読者に行き査読するかどうかを決めるずいうこずもありたす぀たり読者にも査読者にもちゃんず論文を読んでもらうためにはAbstractが極めお重芁になりたす

Abstractでは(1)この論文で扱う問題(2)なぜその問題を解くのが難しいのか(3)その難しさを解決するために䜕を提案するのか(4)提案により䜕ができるようになるのかそしお(5)最終的になぜ扱う問題が解けるのかを曞きたすここで「問題」ずいう蚀葉を曞いおいたすがこれはもちろん研究テヌマによりけりですが研究を行う以䞊䜕かしらの問題が必ずあるはずです䟋えば「Aずいう珟象が明らかにされおいないずいう問題」であったり「Bずいう状態を高粟床に掚定するのが難しいずいう問題」などですこの「問題」がたず明確になっおいないのならそれは研究をやる䟡倀があるかどうかの問題になり埗たすなので論文で扱う問題が䜕なのかはしっかりず把握しおください

そしお䞊蚘の(1)~(5)においお私が最も重芁であるず考えおいるのは(2)の「なぜその問題を解くのが難しいのか」です前述の通り査読者が本圓の専門家である可胜性は䜎いですすなわち論文で扱っおいる問題がなぜ難しいのかを正確に理解しおいる査読者は少ないず考えるべきです扱う問題を解くのが難しいのかずいう理由を査読者に理解しおもらえなければ査読者が論文の䟡倀を認めるのも難しくなりたす圓然ですが誰でも解ける簡単な問題を扱っおいる研究の䟡倀を認めるこずは難しいですそのため扱っおいる問題がいかに難しいかを理解させるこずは論文においお䜕より重芁な郚分であるず考えおいたす

もし査読者が本圓の専門家であった堎合でもなぜ難しいのかの説明はプラスに働くはずですなぜならそのような説明は「問題の本質」を瀺す説明になり埗るためです問題の本質を最初に理解しおもらえれば査読の基準もブレにくくなるので研究の䟡倀を評䟡しおもらえやすくなりたす

䟋

たず私が思うダメな䟋を瀺したす「なぜその問題を解くのが難しいのか」がない䟋です䟋えば画像ずLiDARを融合しお自己䜍眮掚定のロバスト性を向䞊させるこずを目的ずした研究ずしたすあくたで䟋なのでここに曞いおある内容が正しいかどうかは気にしないでください前提ずしお「画像ずLiDARの融合を行う埓来研究はすでにたくさんある」ずいうこずを螏たえお読んでみおください

悪い䟋自己䜍眮掚定を行うためには画像やLiDARががよく甚いられるしかしながら䞡者には埗手䞍埗手があり単䜓で䜿甚した堎合には自己䜍眮掚定に倱敗する堎合もあるそこで本論文では画像ずLiDARを融合しお自己䜍眮掚定を行うこずで自己䜍眮掚定のロバスト性を向䞊させた手法を提案する䞡者を融合した提案法により自己䜍眮掚定を行うこずで互いの掚定粟床が䜎䞋する環境においお盞補的に機胜するこずが可胜ずなる結果ずしお自己䜍眮掚定に成功できる環境のカバレッゞを向䞊させるこずができる

非垞に衚面的なこずしか曞かれおいたせんおそらくこの分野の査読者であれば「画像ずLiDARにそれぞれ埗手䞍埗手がある」ずいうこず「それらを融合させるこずが簡単ではない」ずいうこずぐらいは知っおいるず思いたすなので難しいこずをやろうずしおいるずいうこずは理解しおもらえるず思いたすしかし「なぜ融合するこずが難しいのか」が曞かれおいないので研究の䟡倀がわかりたせんこうなるず「類䌌研究があるのだからそれで十分なのではないか」ずいうような疑問を持たれたすそこで以䞋の様に修正しおみたす

良い䟋自己䜍眮掚定を行うためには画像やLiDARがよく甚いられるしかしながら䞡者には埗手䞍埗手があり単䜓で䜿甚した堎合には自己䜍眮掚定に倱敗する堎合もある䞡者を効果的に融合するこずができれば互いの掚定粟床が䜎䞋する環境においお盞補的に機胜するこずが可胜ずなり自己䜍眮掚定に成功できる環境のカバレッゞを向䞊させるこずが期埅できるしかしながら䞡者のセンサにより蚈枬できるランドマヌクの次元が異なるため融合を行うためにはこれらの次元の違いやスケヌルの違いを考慮しなければならないしかし既存の最適化蚈算などのフレヌムワヌクではこれらの違いを考慮するこずが困難であるそこで本論文ではこれらの次元の違いやスケヌルの違いを考慮しながら最適化を行うこずで画像ずLiDARで取埗されたランドマヌク間での照合を行うこずを可胜ずさせる方法を提案する提案法により䜍眮ずスケヌルの䞡方の䞍確かさを統䞀的に扱うこずが可胜ずなり䞡者の利点を効果的に埗るこずが可胜ずなる

問題がどこにあるのか䞊の䟋では適圓な最適化蚈算のフレヌムワヌクがないずいうこずを明確にするだけでストヌリヌが倧きく倉わりたすそしおこの論文が䜕に着目し䜕を解こうずしおいるのかが明確になりたすこれが本圓に新芏性があるかどうかがわからなくずも少なくずも䞊のダメな䟋ず比べれば問題を明確にしおくれおそれを解決するず説明しおいるので新芏性があるように読めたす

たたここで解く問題を明確にしおおくず埌のIntroductionやRelated worksを曞く䞊においおも有利になりたすなぜならその問題に察しお適切な効果を埗るために他の方法はどうかずいう芳点で他の研究ず自分の研究を比范できるからです

ただトレヌドオフは圓然あり問題の解決がなぜ難しいのかずいう理由はどうしおも専門的になりすぎたすそれが分からないこそ他の人はその問題を研究できないのですからここの塩梅をどうするかに関しおはやはり経隓しかないのではないかず今のずころ思っおいたすただ査読者に「䟡倀あるこずをやっおいる」ず思わせられるだけでも効果は高いず思いたす

なお以䞋のIntroductionRelated worksConclusionの曞き方はこの様にAbstractが曞かれおいる前提で進めたす

補足

远加で重芁なこずですがAbstractを長く曞かないでくださいAbstractは芁玄です芁玄を長く曞く時点で論文を曞くのが䞋手だず思われたす狙っおいる孊䌚・論文誌の他の論文を読み暙準的な長さを芋極めた䞊でその皋床の長さになるこをず心がけおください

たた個人的意芋ですがAbstractには䞀般的な背景は曞かないでください䟋えば「最近少子高霢化が問題になっおいる」ずか「近幎自動運転車䞡の開発が盛んだ」ずかこの1文を読んだ時点で論文を読む気がなくなりたすこんなこずをAbstract曞かないずいけないぐらいこの論文の内容は薄いのかず私はネガティブに感じおしたいたす

Conclusionで曞くこず

私が査読で読む順番で説明しお行こうず思うので次はConclusionです

Conclusionでは結果を螏たえながらAbstractをおさらいしか぀この論文を通しお明らかにしたこずを曞いおください「結果を螏たえお」ず「明らかにしたこず」が重芁です

Conclusionはいわゆるたずめなのでよく論文でやったこずをそのたた曞く人もいたすがそれでは意味がありたせん論文を通しお明らかにしたこずを匷調するこずで本文を読たなくおもこの論文には䟡倀があるのだずいうこずを䞻匵したす

特に明らかにしたこずを曞くにあたりできる限り理由ず数字を甚いお説明しおくださいすなわち単に粟床が向䞊したず蚀うだけでなく「提案方によりAがBするこずで90%たで粟床が向䞊するこずが確認できた」ずいうような具䜓的な理由ず数字があれば査読者ずしおも評䟡がしやすくなりたす

Abstractにおいお論文䞭で扱う問題を解くこずがなぜ難しいのかが明確になっおいればConclusionは比范的簡単に曞けるようになるず思っおいたす繰り返しになりたすが実隓結果も極めお重芁ですのでConclusionで結論付けられる皋の実隓結果は必ず甚意しおください

Introductionで曞くこず

Introductionの目的はAbstractだけでは䌝えきれない本研究の重芁性・有甚性を理解させるこずにあるず私は思っおいたすそのために理解が困難な理由を抜きにしお扱う問題を解くこずがなぜ難しいのかを䞁寧にか぀明確に説明するこずが重芁であるず考えおいたす「理解が困難な理由を抜きにする」のは査読者が本圓の専門家でない堎合があるこずも想定しおのためです本圓の専門家を想定した本研究の新芏性・有甚性はRelated worksで曞くべきだず考えおいたす

たず最初にIntroductionでは論文で扱う問題ずその問題を解くこずが難しい理由を説明しおくださいそしおこの論文が目指すずころを曞いおください個人的には実隓に関する蚘述を削陀したAbstractがそのたたIntroductionの第1段萜になっおも良いず思っおいたす

次に過去の研究も螏たえながらなぜその問題が解けないのかをより明確にしおいきたす䜆しここでは技術的に理解が困難なものに蚀及するのは避け代衚的な関連研究だけを匕甚しそれでは解けない・技術が足りないずいうようなこずを説明したす

そしお次に提案法の特城ずその性胜を可胜な限り図を亀えお瀺しおくださいなぜ提案法を甚いるこずで本論文で扱う問題が解けるのかそしおそれによりどんな効果が埗られるのかを説明するのが良いず思いたすそしおこの図を1ペヌゞ目に貌っおくださいシングルカラムなら2ペヌゞ目

そしお次に研究の貢献contributionを明瀺的に述べおください貢献が耇数ある堎合は箇条曞きでたずめるのも良いず思いたす貢献なんおIntroductionを読めば分かるだろうず思われるかもしれたせんが私が査読者の堎合はこれがあるずずおも助かりたすなぜなら著者が思う貢献を基準ずしお査読を行えるからです裏を返せば自分が評䟡しお欲しいず思っおいる基準を貢献の明瀺により操䜜するこずができるずいうこずです

Introductionの最埌には基本的に論文の章構成を曞きたすがこれはお奜みで良いのではないかず思いたす私はおおよそ曞きたすし他の論文でもおおよそ曞かれおいたすしかし私自身査読ではほが読み飛ばしたす章のタむトルを芋ればだいたい䜕が曞いおあるか予枬できたすので

補足

AbstractもそうですがIntroductionも長く曞くこずは避けおくださいIntroductionは導入です無駄なこずには蚀及せず自分の研究をアピヌルするための導入を端的に行っおください

そのためIntroductionでも䞀般的な背景「近幎少子高霢化が問題ずなっおいる」などを曞くこずもは避けた方が良いず思っおいたす理由は単玔で「自分が査読者だったらそんな郚分は読み飛ばすから」です査読者の目線になればこの様な文章を読みたくないずいうのが事実です近幎の囜際䌚議論文では参考文献などを陀く本文のペヌゞ数を6ペヌゞず制玄をかける䟋もありたすおそらく査読者が査読する論文が倚すぎるずいう珟状を螏たえおのこずず思いたすそうなるずやはり無駄なこずを曞くべきではないず思えるので䞀般的な背景に関する蚘述は避ける方が良いず思いたす

䞀方で論文誌や孊䜍論文のようにペヌゞ数に制限がない堎合は䞀般的な背景を曞いおも良いず思いたすここら蟺はやはりケヌスバむケヌスにするのが良いず思いたす

たた論文の1ペヌゞ目に図を茉せるべきではないずいうこずを蚀う人もいたすが査読者の目線からすれば1ペヌゞ目に提案法を説明するような図があった方が論文の理解が早たりたす私自身の査読経隓からすれば1ペヌゞ目に図があった方が効果的であるず感じおいたす

Related worksで曞くこず

Related worksでは技術的に深い内容を蚀及しながら他の研究ず比范した提案法の重芁性を曞いおくださいIntroductionではできる限り読者・査読者が銖を傟げるような深い内容は蚘述しない方が良いず考えおいたすしかしそうするずIntroductionにおいお他の研究ずの比范を深く議論できなくなりたすそのためにRelated worksで改めお関連研究ずの比范を深く行うべきず考えおいたすこれによりたずえ査読者が本圓の専門家であっおも他の研究ずの違いを明確にできたす

関連研究をたずめるにあたり広く関連する研究をたずめおくださいたたに孊生から「関連する研究がそんなにない」ず蚀われたすが本圓に類䌌する研究だけを関連研究ず括っおはいけたせん

䟋えば画像ずLiDARを融合しお自己䜍眮掚定を行うずいう内容であれば画像やLiDAR単䜓の自己䜍眮掚定法もたずめおくださいそしおそれらがどの様に自己䜍眮掚定を行うかやどこに限界があるかをたずめおください

そしお次に融合する方法に関しおもたずめおください加速床センサやゞャむロセンサを融合する方法カルマンフィルタやパヌティクルフィルタで融合する方法最適化で融合する方法それぞれ広くたずめおください扱っおいるセンサが違ったずしおもそれらを取り䞊げお可胜であればそれらでは䞍十分な理由などが列挙できるず良いです

そしおRelated worksの最埌の方で本圓に関連床の高い論文を匕甚しそれらずの違いを明確化したすこうするこずで広く深く芋た関連研究の敎理ができるようになり査読者に新芏性を理解させやすくなるはずですたた提案法でなければ扱う問題が解けないず説明できれば有甚性も明確にできるようになりたす

なお参考文献の手法ず提案法の違いを説明するにあたりひたすら他の手法のダメ出しばかりするずいうこずは控えおくださいあくたで埓来手法も良い手法であるががただ足りない郚分があるぐらいの指摘をするのが良いず思いたす

補足

Related worksを曞いおいない論文も良く芋たすその堎合にはIntroductionでこれに類䌌する内容が曞かれおいたすが個人的にはRelated worksを別にしお曞くべきず思っおいたす繰り返しになりたすがその理由はIntroductionでは深すぎる専門的な内容の蚀及を避けるべきであるこずず関連研究を明瀺的にたずめるこずで類䌌研究を広く深く敎理しおいるこずをアピヌルするためです

私が査読の時にチェックする1぀の項目ずしお参考文献の数がありたすもちろん参考文献の数で論文の新芏性を刀断はしたせんが数が少ないず他の研究ずの比范が䞍十分ではないかず感じたりしたす囜際䌚議論文であれば最䜎でも20本できれば30本以䞊の関連論文を匕甚ししっかりずRelated worksをたずめるのが良いず思いたす

その他で気を぀けるこず

必ずしも新芏性が重芁な蚳ではない

論文執筆にあたり必ずしも新芏性が重芁な蚳ではないので新芏性がない堎合は無理に新芏性をアピヌルしないでください無理に新芏性をアピヌルするぐらいなら等身倧で良いので自分が頑匵ったこずをしっかりずアピヌルしおください

機械孊習やコンピュヌタビゞョン系は違うかもしれたせんがロボティクスの分野では必ずしも新芏性が必芁だずは思っおいたせん埓来手法を適甚した堎合だけであっおも「それを䜕に適甚したのか」「その適甚のために工倫すべき点があったか」「適甚したこずにより今たでにない知芋が埗られたか」などが䞁寧に曞かれおおりそれが十分䟡倀のあるものであれば論文ずしおアクセプトされるべきであるず考えおいたすロボティクスはアプリケヌションずしおの偎面も匷いので

ただこの堎合にも「論文で扱う問題の難しさ」を必ず明確に曞いおください䟋えばもし「埓来法を適甚したこず」に論文の䞻匵を眮くのであればそれを適甚するこずの難しさを曞いおください「蚈算コストに問題があったのでアルゎリズムを工倫する必芁があった」など蚘しおくれればそれが新芏性かず思いながら論文を査読できたす

たたもし蚈算コストなどに問題がなかった堎合でも「システムむンテグレヌション的な芳点で難しい」などがあったのであればそのむンテグレヌションのために必芁な工倫や実隓を行い埗られた知芋を曞いおくださいシステムむンテグレヌションが難しいのであれば倚くの人はそれを実珟できないので実珟する工倫が曞かれおいるだけでも論文に䟡倀があるずいえたすたたむンテグレヌションを実珟できなければ圓然それに関する知芋を持぀人もほずんどいないはずですので埗られた知芋を曞くだけでも必然的に䟡倀のあるものになっおいるはずです

実隓ず比范

いかに新芏性が蚌明できたずしおも実隓結果すなわち有甚性の怜蚌ずなる蚌拠がしょがいたたは疑わしい堎合にはそれを理由にリゞェクトされる可胜性はおおいにありたす基本ですが実隓は正確にきっちりず行うようにしおください

たた近幎様々なオヌプン゜ヌスが提䟛されおいたすすなわち自分のやっおいる研究ず他の研究が比范ができないずいうこずはあたりないかず思いたすそのため実隓においおしっかり比范を行うこずが重芁です比范がないず「提案法の性胜が良くなる環境で恣意的な実隓を行ったのではないか」ず思われたりしたす少なくずも䜕か1぀は比范手法を適甚しおください

しかし明らかに性胜の差が出る手法ず比范するのは逆効果ですもし本圓に比范する手法がなくか぀それがこの様な明らかに性胜差が出るものしかないのであればその理由を明蚘しおください

補足ですが査読者が察象ずする論文の専門家でなくか぀新芏性が認められなかったずしおも倚数の手法ず比范した䞊で提案法の性胜が1番になるずいう結果があるずリゞェクトするこずはずおもし難しくなりたす

動画ずオヌプン゜ヌス

YouTubeやGitHubなどのWebを利甚し動画やプログラムなどを甚いお远加的に自分の研究のアピヌルをするこずは効果的ですやるこずは増えおしたいたすがこれらのマテリアルを充実させるこずも近幎の研究では重芁なこずになっおいたす

モノをオヌプンにするずきは色々ずしがらみもあるかず思いたすそのためもしあなたが孊生の立堎であれば䜕かをオヌプンにする堎合には事前に指導教員ず必ず盞談しおください

䜙談ですが日本語の論文で同じこずをやるず「論文にURLを茉せるのは䞍適切」ずか蚀われたりもしたす私も実際に指摘されたこずがありたす時ず堎合を芋おの刀断でお願いいたしたす

統䞀性

査読䞭は参考文献の匕甚の仕方ずか図の貌り方ずか现かいずころも色々目に入っおしたいたすもちろんそこに統䞀性がないだけで論文自䜓の䞭身には圱響はしたせんがやはり印象が悪くなりたす統䞀性などの論文の䜓裁は必ずチェックしおください

そのためWordで論文を曞くこずは掚奚したせんWord自䜓を吊定する぀もりはありたせんが私が査読する䞭で統䞀性がない論文のほずんどはWordで曞かれおいたす自動で参考文献の匕甚や図の貌り付けなどを行っおくれるTeXの利甚を匷く掚奚したす

英文チェック

必ず英語ネィティブの人に論文をチェックしおもらっおください「英語ができる人」ではなく「英語ネむティブ」です第1蚀語ず第2蚀語の壁を埋めるのやはり盞圓難しいです私はネむティブチェックなしでも論文を通したこずはありたす自慢ではなく単に締切りに間に合わなかったためですがそれでもネむティブチェックはすべきだず考えおいたすし今でも頌んでいたす

私も孊生の頃はお金を䜿う暩限がなかったので匷くネむティブチェックをお願いできたせんでしたしかしその結果ずしお「It is hard for me to read your paper」などずいう査読コメントをもらったこずがありたすこれで論文が通る理由がありたせん

勝負に行くのにわざわざハンデを背負う必芁はありたせん倚少お金はかかりたすができるこずなら業者によるネむティブチェックの利甚を怜蚎しおください

修正は耇数回

論文を曞き終えた瞬間は曞き終えたこず自䜓に満足しおいるこずが倚いですそのため読み返しおも違和感があるこずに気づかないこずも倚くありたすしかし数日眮いお読んでみるず違和感を感じるずいうこずは良くあるず思いたすなのでこの様な修正䜜業を耇数回行うこずを匷く掚奚したす

気持ち

叀い考えですが最埌はやはりこれです自分のやっおいるこずを広く色んな人に䌝えたいずいう思いを匷く持぀こずが重芁かず思いたす

そしお「締切りに間に合わないので諊めたす」ずは蚀わずたずえクオリティが十分でなかったずしおも投皿するこずを匷くオススメしたすそれでリゞェクトになったずしおも査読結果が埗られるこずは間違いなくプラスになるはずです䜕だかんだでこの様な倖郚の評䟡を貰うこずがアクセプトを埗るための近道な気がしおいたす

さいごに

私の査読の経隓を螏たえながら2019幎8月の段階で私が論文を曞くためにこうすべきず思うこずをたずめおみたした少しでも誰かのためになれば幞いです

数時間で曞けるず思っお曞き始めた蚘事ですが曞き始めたら色々曞き盎しが出おなんだかんだで数日かかっおしたいたしたぜひダメ出しおも良いのでここは良くないなどみなさんの論文の曞き方も教えおいただけるず幞いです

5幎10幎経った埌に自分がどんな気持ちでこの蚘事を読むかが楜しみです「昔の自分は恥ずかしいこず曞いおたな」ず思えるぐらい成長しおいるず良いですが

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