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【警察署で聞いてきた】古物商仕入れの本人確認の警視庁公式見解について。

 ※このnoteでは主題の大部分が無料で読めます。ただし、グレー的な考え方を含む「私自身の主観のお話し」を有料として鍵かけにさせて頂いています。
無料部分につきましても、あくまで私の所轄の担当者の話ですので読者様のそれを保証するものではありませんが、有料部分の話においてはルールとか正義とかそんなものは完全にほっぽり投げてますので、完全自己責任でご理解の上ご覧頂ければ、個人的にはとってもHAPPYです(ぉぃ)※


こんにちは。
どこにでもいるTOSHI(@Toshi07838480)です。


最近、古物商を持っている転売屋の、フリマ・オークション仕入れが警視庁のHPで公式に違法認定された、という話題でせどらー・転売屋が賑わっていますね。

非対面取引における確認の方法 警視庁
リサイクル通信


内容としては、オークションサイトやフリマでは仕入れ(購入)をする際の個人確認(住所、氏名、年齢等)をしっかりしろよ、免許証確認だけじゃ足りないよ、といったものが警視庁の公式HPに記載されています。

でもヤフオクやメルカリでは最近は匿名売買を売りにしたサービスもありますし、免許確認どころから厳密な本人確認は正直ほぼ不可能ですよね。

まあそうすると、基本的にヤフオクやメルカリ仕入ので中古転売は違法となり、新規参入や既存事業の続行は不可能となってしまいます。


私自身、転売事業のメインは法人で中古アパレルや中古OA機器のメンテナンス販売で、仕入先は主にヤフオクで、メルカリなども使用しています。

まあ、法の不遡及ってのはありますし(ただ今回の件は法改正でないので微妙ですが)、個人的にはまあ色々な観点から特に問題はないと考えてるんですが、一応、所轄の警察署の生活安全課にアポ取って、担当者から話を聞いてみることにしました。

ちなみに古物商は各都道府県の公安委員会が管轄となっており、申請や担当は、登録する住所の所轄警察署の生活安全課になります。

転売系のグループではよく出る話ですが、所轄や担当者によって同じ質問でも答えが異なることも多く、正直解釈や担当者の次第で担当が全然違います。

今回は警察庁HPでの公式見解が出されたということで、改めて確認をしておこうかな、という理由です。

なので、今回このnoteに書いている内容は、私が古物商を登録している所轄(静岡県某所)の現在の担当者から聞いた内容になります。

ちなみに所轄の担当、とくに田舎は人員が少ないのでアポ取りも難しく、基本的に電話での面倒な問い合わせには対応しません。

しかし、こういう記事を書くと、結構な確率で電話とかで無理に言質取ろうとする人間が出てきます。

面倒な事案になると、厳しくしてブロックするのが世の常です。
なので、詳細な警察署名などは書きません。

確認したい場合は自身の担当者へ問い合わせをしてください。


はじめに


上にも書きましたが、このnoteに書いた所轄担当者の対応は、私が仕事している地域の所轄の生活安全課の担当から聞いた内容であり、他の警察署担当者から同じ返答をもらえるとはかぎりません。
なので、「このnoteに書いてあったから!」で自分の行動に反映するのはやめて下さい。

というか、正直それでどんな不都合を被ろうとも知ったこっちゃありません。

このnoteは私自身のビジネスの継続性の確認作業を、少しでも多くの方の行動の一助になればと思い書いてあるものです。

最終的な判断や問い合わせはご自身でお願い致します。

警察署での話の内容

では、主題である警察署で聞いてきた内容について書いていきます。

録音から書き起こししているわけではないので一言一句とは言いませんが、基本的に内容は違えないように書いています。

なので、担当者の答えが質問に沿ってないのも、ちゃんとそのままの内容です。

noteの仕様上会話形式難しいので読みにくいかもですがお付き合いくださいませ。


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私:
お世話になります。現在、事業で古物商許可証を取得しており、古物の販売を行っています。仕入は古物市場などもありますが、きたが、地域のリサイクルショップやインターネットショップやオークションサイトから購入する場合もあります。以前台帳確認に来られた時にヤフオクなどで購入した際の記載について質問したのですが、その時は「分かる情報を書いてくれれば良い」とのことでしたので、現在もそのようにしています。
ただ、先日から同業者の間で警視庁の公式HPにヤフオクやメルカリなどでの購入は個人確認が不十分で違法だ、との話が出ており、自分もHPを確認しました。
台帳の質問の際にもお聞きしましたが、ヤフオクなどで免許証の提示を求めるのはサイトの仕組み上もまず無理です。
なので、これから事業を進めるうえでお話を聞きに来ました。

担当者:
基本的に、警視庁の公式HPに書いていることが正しく、出来るだけそれに沿ってもらいたいです。

ただ、以前もお話ししましたが、古物商は商取引を規制するものでは無く、盗難品や偽物などが流通するといった犯罪を防ぐためのものです。

オークションサイトなどで免許証の提示については以前もお話ししましたが、最低でも取引IDなどの情報を控えておいてもらえば、取引サイトの運営者に警察から情報の開示をお願い出来るので、流通の追跡自体は可能です。

私:
じゃあ、とりあえずは現状の台帳の書き方で問題無いですか?
ヤフオクなどでは匿名配送なども多くなってきて、取得できる情報が限られることも増えてきたのですが。

担当者:
そうですね。できるだけルールに沿って、取れない情報については実際に確認する際にまた指導することになると思うので。
出来るだけ取れる情報を保存しておいてください。

私:
ありがとうございます。
他にもHPを確認すると、地域のリサイクルショップで商品を仕入れる際にも取引担当者の本人確認をする必要があるということです。
もちろん、小規模の店舗で仕入れる場合は特に「仕入れます」と言って購入している訳ではないのですが、店舗の販売員さんの本人確認をすることは現実的ではないかと思います。
ここは自分も見落としていたのですが、今は店舗の名前や住所、領収書などを台帳に添付しています。
こちらはどうしたらよいのでしょうか?

担当者:
これも、あくまで商品の流通を追えれば良いので、どこの店舗で買ったのかがしっかり分かるように、領収書と一緒に台帳に記載してもらえれば大丈夫です。
リサイクルショップであれば古物許可を持っているはずなので、盗難品などの場合は追跡が可能なので。

私:
なるほど。ちなみに、Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどで中古品を購入した場合は、ショップ情報と領収書で大丈夫ですか?

担当者:
そうですね。オークションサイトと同じで、サイトの運営者に照会をかけるので。そちらで分かるだけの情報をしっかり保存しておいてください。

私:
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

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以上が、今回警察署で話した内容です。
実際はもうちょっと、・・・んー・・・空気よめ?てきなごにょごにょもありました。

結局どうなの?古物商について警察でのお話しのまとめ。


じゃあ、結局これからの中古仕入はどうなるの。ということですが。

結論。とりあえず俺のエリアは今のままでOK。

古物商の目的がそもそも盗難品や偽ブランド流通の防止や追跡なので、その条件を満たすなら問題ないよ。ということでした。

まあ、最初の申請の時や巡回の時にも聞いたんですが、基本的には商取引に対して関わる法律ではなく、盗品や偽ブランドなどの問題が出た時に「それがどこから流通してきたものか」辿れるかどうかが大事、という話でした。

実際に公式HPに書かれた文言を確認もしましたが、結局そこはまあ・・・ごにょごにょ・・・という感じでした(笑)

古物商の申請を自分でやった方は分かるかもしれませんが、基本的には担当者も、問題の無い案件を問題にしたくはないんですよね。

だからまあ、色々察しろ、と。
(ここは詳しくは有料のとこに自己見解として書かせて頂きます)

ただし、これらは前提として、古物営業の三大義務である

1.不正品の申告義務
2.取引相手の本人確認
3.古物台帳への取引記録

をしっかりと履行しているという、前提ががあります。


盗難や偽物の疑いがある商品を仕入れた場合、所轄の警察に通報する必要があり、捜査を行えるために本人確認と台帳への記録が必要、ということです。

LINEグループやTwitterで「偽物をつかまされました!」って嘆いてる場合ではないんです(笑)

むしろ、通報しない事で罰則の可能性もありますからね。

逆に言えば、ここをしっかりしていれば、帳簿のつけ方が間違っていたところでいきなり免許のはく奪や逮捕になる可能性は限りなく低い、という事です。

とはいえ、最初にも書きましたが、この古物商は所轄や担当者の解釈や裁量がとても大きく、担当者が変わるだけで指導方針も変わります。

法改正自体もそれなりに頻繁に行われているので、転売屋にとって不利になる改正もないとは言えません。

具体的に言うと、中古転売屋が面倒な案件ばっかり起こすと、面倒ごとを元から潰すために締め上げることも十分可能なのです。

ですので、自分にとっても言えることですが、中古転売事業を安定させるためには、少しずつ仕入れの方向性を「公式ホームページの内容に沿えるものにしていく」ことも大事かと思います。

個人的にはコロナをチャンスととらえ、居ぬきの安い店舗を事務所にして実店舗を初めて、そこからネット買取の顧客の獲得に動いてもいいかもしれません。

・・・と。
少し話がそれましたが、いかがでしたか?
完全に個人の日記みたいな感じでしたが、参考になりましたでしょうか?

参考になれば幸いです。

では・・・無料の方はまた会う日まで(ぉ

ちょっと良いコーヒー飲ませてくれる方は、グレーゾーンのゴニョゴニョタイムにお付き合いください(笑)

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WEB制作、ECサイト販売とそれに関するコンサルティング、コーチング、事務作業等の請負を行なう法人の代表をしています。
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