pixivは2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シエル

性にあわない

性にあわない - シエルの小説 - pixiv
性にあわない - シエルの小説 - pixiv
4,333文字
自己満足なだけのシリーズ
性にあわない
脳内妄想です
ご本人様とは関係ありません

完全な自己満足です


結局こうなる



暫くしたらマイピクに入れます
続きを読む
1012190
2024年8月15日 15:00

昨日から身体がおかしい

あの後、根に持ったユタカさんに散々からかわれた
…いじめられながら

ユタカさんのためにしたことなのに……

そう思う反面、確かにすごい恥ずかしいことをした
あの時のおれはどうかしていた

いま思い出しても羞恥で死ねるが、違う

それ以上に悩んでいることがある

さっきも言った通り

おれも…なんだか変なのだ

気分がふわふわしているし
身体も熱いし…


も、もしかしておれも…

ユタカさんのこと、求めてるのかな……


そ、そんなはずは…ない、と思う

行為中とかなら分かるけど
普段はそういうのには淡白というか
あんまりなかったはずなのに…

ユタカさんだ
これこそユタカさんの責任

おれはこんなに変態じゃないはず……


『ユーイチッ…』


昨日の、おれを呼ぶ声が思い出される
そしていじめられた身体も反応する

「あ、…」

じわじわと疼いてきた

だめだ、いやだ…
したくない

はしたないし、浅ましい

そんな思いとは裏腹に身体の熱は上がっていく

頭がクラクラしてきた

抱いてほしい
今すぐに

おれが禁止って言ったのに…

なのに抗えない
どうしたらこの熱から逃れられるのか

ぐるぐると混乱してきた頭で考えた





今日は2年生が午前中授業で助かった

一応、する準備はできた

ユタカさんのシャツだけを纏い
ユタカさんのベットに横たわる

勝手に拝借しているし
勝手にベットを使っている

……魔が差したとしか言えない

ユタカさんごめんなさい…

申し訳ないけど、本人が帰ってくる前に早く何とかして発散したい
もう待てない
熱から解放されたい

服とシーツの匂いだけでいっぱいいっぱいになってくる

おそるおそる何も纏っていない下に手を伸ばす
自分のを掴んで控えめに擦り始める

「ん…」

生ぬるい快感が身体に走る
足りない、もっと強い刺激がいい

手を早めて強めに上下に扱う

…一向にイけそうにない
なんでだろう

次は先端を弄ってみる

「は、ぁ…」

また違った刺激が来る
だけどこれじゃない

違うの

ほかは?
他に何がある…?

……胸、とか?

ユタカさんよく触ってくるし…
同じようにすれば…気持ちよくなれるのかな

「あん…」

ちょんと触っただけで声が出た
…期待できるかもしれない

「ふぁ、」

突起を優しく押しつぶす
軽く引っ張ったり、引っかくように触ったりする

「んん、ぁ…」

もどかしい刺激が腰にきて
余計にむずむずしてきた

気持ちいいけど、これでも達せない

ユタカさんが触ってくれるなら
ちゃんと気持ちよくなってイけるのに……

何が違うんだろう…

…どうしよう
胸でも最後までいけない

あと残ってる所は…

後ろ…


「………うん、」

小さく決意した


ローションを手に出して馴染ませる

…緊張してきた
自分でするなんて初めてだし
変な感じがする

う、上手く出来るかな…

指を後ろに宛てがう

自分で自分をいじめるなんて…おかしいと思う
でも…おれをいじめてくる人は今いないんだし、仕方ないよね……

そう自分に言い聞かせた

指に力を込めて押し付けると、意外にもすんなりと入った

「ん、ん…」

驚きや戸惑う気持ちの方が大きいのに
指はどんどん入っていく

…もっと男らしくて大きな指がいい

物足りないけど
それでも気持ちよくなりたくて
拙いながらも指をバラバラに動かして、ナカをかき混ぜる

「や、あん…っ」

あの人にされているみたいに
同じようにやってみる

「ぁん、んん……」

喘ぎながら浅い呼吸を繰り返す
酸欠になってきて、一旦 息を大きく吸い込んだ


ユタカさんの匂い…


それを感じ取った瞬間
沸騰したかのように身体から何かが湧き上がった

「ぇ、あ…うそ…!」

びくびくっと身体が震えて、後ろに入れていた指をきゅうきゅうと締め付けた


い、イッちゃった

匂いだけで……


いやいやいや!!

おれが頑張ったからだし!
最後のひと押しが匂いだっただけで!
犬じゃないんだから!

心の中で必死に弁解した

現実のおれは静かに息を整える

身体中が甘く痺れていて、少しでも動くと刺激になってしまいそうで怖かった

ふーっと長く息を吐いた

1回して、スッキリした
熱も冷めてきたし…

起き上がって指を引き抜いて、汚れた手を拭く


ひ、ひとりでするのも、ありかも……


「ユーイチ」




「……え?」


聞こえるはずのない声が聞こえてきて
すぐさま振り返る


ユタカさんが、いる

ドアの前に立っている



え?

…………え?



「何、してんの」

驚きすぎて声が出ない

「禁止にしといてそれはないやろ…」

ドアの鍵を閉めている
バックをそこら辺に投げて
制服の上着も脱ぎ捨てている

…大股でこちらに歩いてくる

脳が今の状況を処理出来ず
呆然と見ていた

あっという間に手首を取られて押し倒された

見上げるユタカさんは、怖い顔をしていた

「これ、俺の服?」

「…う、ん……なんで、いるの…?」

「ここ、俺のベットだよね?」

確認するかのように問われて、こくんと頷いた
…おれの問いには答えてくれなかった

「俺の服を着て、俺のベットで、何してたの?」

「な、にって……」

見てたんだよね…?


ふと思い返してみた

ユタカさんが欲しくて
でも自分で禁止って言ったから
ユタカさんの服を着て、ユタカさんのベットで
自分を慰めてた……


あれ、

ひょっとしておれ、

思ってる以上に、とんでもないことしてた?


「………!!」


だめだ、ほんと、
昨日の比じゃないくらいにおかしいことしていた

恥ずかしい!
恥ずかしい!!
恥ずかしい!!!

逃れたくて抗ってみたが、強い力で押さえつけられる

やだ…

ほんとに羞恥で死にそう…

「我慢できなくなっちゃった?」

おれの表情を読み取った上で、楽しそうな声を出す

からかってる…!

「手伝ってあげるよ」

昨日おれが言ったセリフだ!

「だ、だめ…」

「遠慮せんでええから、な?」

ぜひ遠慮したい
…本当に元はと言えばユタカさんのせいだけど

「責任取らしてな」

それも昨日おれが言ったセリフ!

「だって…俺のせいなんやろ?」

シャツを大胆にはだけさせられた

顔に熱が集まる

「いい身体…」

意地悪く、ウットリと呟かれた

おれは首を振った
だめだよ、やめて、という意味を込めた

それなのにユタカさんはニコッと笑って、胸に吸いついてきた

「ひゃっ…ぁぁ、!」

まるでしゃぶり尽くすかのように
性急に、乱暴に

いきなりの強すぎる快感に何度も身をよじるが、やめてくれない

「んっ…あ、んぁ…あっ」

じゅうっと強く吸い上げられた

「んんっ…!」

「ユーイチは何でしてたの?」

「んぇ…?」

質問の意味が分からない
首を傾げる

「教えてくれる?」

「え…?」

今度は反対側に吸いついてきた

「や、ぁ…んぅ、っ…」

さっきのとは逆で、飴玉を転がすみたいに優しく丁寧に舐めてくる

緩急の差について行けない

「あぁ……んっ…」

「誰を想像して弄った?」

「ゆ、ゆたかさん……っ、」

「どんな想像で?どうやってイッた?」

一瞬言葉に詰まったが、答えた
熱に浮かされた頭では言うしかなかった

「においで、いっぱいで…ゆたかさんに、されてるみたいって……おもったら…」

「イッちゃった?」

「……うん」

素直な良い子やね、
と言ってご褒美みたいに突起を甘噛みされた

「あんっ、んん…!」

もっと、もっとして欲しい

そう思ってきたのに、口を離された
い、イけそうだったのに…

「ユーイチくん」

下からユタカさんを見上げる
…どこか楽しそうに見えた

「この後どうされたい?」

「………」

ほんとにいじわるだ


だ、抱いてほしいに決まってるじゃん…


でも、でも…
おれからだめって言ったのに……

いいのかな…

「素直におねだりできるやろ?」

「………」

「言ってごらん」

…ユタカさんの声に全身が侵略されていくかのような感覚に陥る

「ユーイチ」

気付けば無意識に口が動いていた

「ゆ、ゆたかさんが…ほしい……」

「うん」

「いっぱい、して…」

「…勿論」

ユタカさんはニッコリと笑って、キスをしてくれた





「とびきり丁寧に抱いてやるからな」

その言葉に嘘はなかった
宣言通りにされている

「あ、あぁ、あん…あっ……」

挿入からゆっくりと
全部入ってからもスローペース

だけど物足りないとは感じさせない動き

常に快感に犯されている

緩急をつけてイイところに
反応を逐一みて気持ちよくしてくれる

執拗いくらいに離してくれなくて
だんだん自分が溶かされていく

なんだか焦らされているみたい…

「…可愛い」

ぐいっと腰を奥に押し入れてきた
甘ったるい自分の声が甲高く鳴って、達した

「気持ちいいな」

涙を舐めとって、また動き始める

繋がれている手が酷く心地いい
きゅっと結んでくれている

「ゆたかさん…」

名前を呼ぶとすぐに気付いてくれる

「なに?」

すき、すきだよ

急に伝えたくなった言葉を紡いだ

「俺も好きだよ」

微笑んで、唇を重ねてくる

最初は触れるように
徐々に角度を変えていき
最後に舌を入れて…

深く深く口付けられる

息すら出来ないくらいにお互いの舌が交わる

キスが終わると、満足そうに笑っていた

「あ…っ、ゃ、あ、ぁ…!」

動きが速くなっていく
奥に、深く、付けるような動き

自分のナカもそれが早く欲しくて
催促するような動きをする

2人の身体の熱があがる

もっと、さらに、密着した

「ユーイチッ…」

「ゆたかさんっ……」

名前を呼んで確かめ合う

視線が交わると、合図みたいに同時に果てた

……満ちていく
その感覚もたまらない

「俺、やっぱ我慢するのは性にあわん」

苦笑しながら余すことなく身体に口付けを落とされる

「まだ…いいよな?」

恥ずかしくて泣いちゃうけど、嫌じゃないの

おれも…我慢なんてできないよ
いっぱい、たくさんして

もう禁止なんて言わないから

「……いいよ、きて…」


好きなだけしてほしい…

性にあわない
脳内妄想です
ご本人様とは関係ありません

完全な自己満足です


結局こうなる



暫くしたらマイピクに入れます
続きを読む
1012190
2024年8月15日 15:00
シエル
コメント
作者に感想を伝えてみよう

こちらもおすすめ


ディスカバリー

好きな小説と出会える小説総合サイト

pixivノベルの注目小説

  • 月の影と竜の花
    月の影と竜の花
    著者:おにぎり1000米 イラスト:ASH
    竜人の指揮官×狼族の兵士、溺愛・異種間ラブ!第1回ビーボーイ創作BL大賞、大賞受賞作★

関連百科事典記事