2024/02/29、文化庁が、1/23から2/12にかけて募集していた、「AIと著作権に関する考え方について」のパブリックコメントの結果を公表。
結論から言うと、反AI的な成果はなかった。
繰り返しになるが、約9ヶ月前にあたる2023/6の文化庁見解の時点で、
① 無断学習は合法、というより学習は原則的に無断であり、そもそも法的には「無断学習」という概念自体が存在しない
② 生成・公開した作品が他者の著作権を侵害していた場合、現行法で裁く
という結論が既に出ており、今回も全ての話がその枠内に収まっている。集中学習を受けるレベルの著名なイラストレータならともかく、大多数のエア被害者はそもそも被害者ですらない。
このパブリックコメントは、同じ話を繰り返すばかりで、新しい話題が何もなくなってしまった反AI業界において、一つの大きなイベントとして捉えられていた。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_07/