森川ジョージ、反AIに焼かれ、その後様子がおかしくなる

 2024/4/4、「はじめの一歩」等で知られる著名なマンガ家の森川ジョージ氏が、Twitterにおいて、

 

とにかくたくさん描いて下さい。
初めは亀の歩みの如くですが描いた分だけ確実に上達します。
上達するんです。
画材はなんでもいいです。
アナログでもデジタルでもAIでも。
自分の発掘シリーズを見ていただけるとわかると思いますが全て先人の模倣です。
尊敬と誠実さを忘れずに、たくさん描いて自分のものにして下さい。
他人と比べること、他人のモノを揶揄することはくだらない行為です。
楽しく粘り強く健康一番でたくさん描いて下さい。

 

https://twitter.com/WANPOWANWAN/status/1775762359052886032

 

 とポストしたところ、「生成AIを画材扱いするのは許せない」「現役マンガ家のくせにAIを完全否定しないのはおかしい」として反AIが殺到し、焼かれる。

 

 森川ジョージ氏は以前から「法改正して無断学習を禁止すべき」と主張しており、分類上は完全な反AIである。しかし、お花畑でエア被害者をやっている大多数の反AIとは異なり、リアリストであるため、「法整備した上でソフトランディングすべき」と考えている。お花畑の反AIからすると、これが「現役マンガ家のくせにAIを完全否定しないのは許せない」という事になるようである。

 

 …と、この話はここで終わりで良かったのだが、これで終わらず、森川ジョージ氏はその後数日に渡り「自分は本当は反AIである」というアピールを続けたうえで、4/8になって著名な反AI過激派「きゃんちゃんと私」が2023/6に立ち上げ、約10ヶ月間放置状態になっていた反AI署名にリンクを張って誘導。森川ジョージ氏の人物評価は数日の間に「内ゲバに巻き込まれた気の毒な反AI良識派」から「ただの反AI過激派」に変わった。この反AI署名は「著作権法違反の非親告罪化」をはじめとした珍妙な内容で、当時も今も評価されていない。

 

 

 思いがけず注目された事で、反AI過激派「きゃんちゃんと私」は急に元気になり、「内容は見直す予定」と応じたが、「署名を集めるだけ集めて後から内容を変更する」というのは異常な行為である。