アイビスペイント、やっぱり何がしたいのか分からない

 

 2024/5/8、2024/1/9に「お手本機能」としてLCM系の画像生成AIを搭載した(https://note.com/wintermutex/n/nd0f83bbf7981)ものの、反AIに焼かれてわずか2日で機能を削除し、何がしたかったのかさっぱり分からない状態になっていた、タッチデバイス向けペイントソフトのアイビスペイントが、前回とは逆にGlaze系の学習阻害ノイズ付与機能を搭載し、反AIビジネスに進出。

 

 Glaze系の技術全てに言える事だが、肝心の「本当に学習を阻害できているのかどうか」が、未だに明らかになっていない。というより、登場から1年以上経っているのに、作った本人以外誰も効果を認めていないので、これで効果があると主張するのはかなり厳しい。確実に画像が汚くなる一方で、学習阻害効果は全く得られていない可能性もあり、オカルトやプラセボの域を出ていない。

 

 なお、ノイズ強度を上げていくとそれでファインチューニングしたGen-AIの出力も汚くなって行くが、それは元画像が汚いから出力も汚くなっているだけで、特別な学習阻害効果が出ているわけではない。

 

https://ibispaint.com/lecture/index.jsp?no=192