ラディウス・ファイブ社、反AIに焼かれる(2年ぶり2回目)

 

 2024/6/25、ラディウス・ファイブ社が、同社が開発しているペイントツール「Copainter」に「ペン入れAI」を実装したと発表。既存技術であり、元々は「線画抽出」等と呼ばれていたもの。

 

 趣旨としては「手描きのラフを線画にクリンナップする機能」であり、これまで作られてきたイラスト系AIツールの中では圧倒的に手描きアシストに向いている。しかし、反AIは「一部でもAIに任せるような人間は真の絵描きではない」「他人のイラストから線画を抽出する悪の技術」という認識で、いつも通り反AIが群がり、焼かれる。

 

 ラディウス・ファイブ社は、日本の反AI運動の草分けであるmimic事件(2022/8)で反AIに焼かれた会社であり、襲撃を受けるのは今回が2回目。

 

 

 反AIは、同じくAIプロダクトを量産しているAdobeAppleTwitterMicrosoftGoogleに対しては借りてきた猫のように大人しく、各社が作ったLLMや機械翻訳を平然と利用し恩恵を受ける一方で、国内メーカーが何か作ると大騒ぎする傾向があり、今回も同様。簡単に言うと国内メーカーは「ちょっと文句を言うだけでキャンセルさせられる存在」として甘く見られている。