第38回南越谷阿波踊り ~越谷の暑い夏がまたやってくる!~
これがなくては越谷の夏は始まらない終わらない!日本三大阿波おどりの一角、「南越谷阿波踊り」。
昨年の第37回大会は、コロナ禍を経て4年ぶりに通常開催で行われました(昨年の記事はこちら)。
今年も梅雨が明けると、38回目の阿波踊りが南越谷の街を彩り始めます。
そんなシーズンを前に、一般社団法人 南越谷阿波踊り振興会・広報副委員長【青柳孝二さん】に、今年の南越谷阿波踊りについてお話をうかがいました。
昨年を振り返って感じたことを教えてください
おかげさまで大きなトラブルや事故などもなく、無事開催することができました。
4年の間に街の様子もさまざまに変わりましたが、周辺の皆様からたくさんのご協力をいただきました。
丸3年のブランクで、運営の担当者たちのそれまで得た経験値が再び活かせるか不安な中での開催ではありましたが、結果として4年前同様にたくさんの方で各会場が賑わい、フィナーレでは例年よりも多くのお客様が列に加わり楽しんでいらっしゃる姿を見ることができました。
開催する中で改めて実感したのは、非常に多くの方がこの「南越谷阿波踊り」の開催を楽しみにされていたということです。
昨年の開催に際してご苦労した点を教えてください
昨年の参加連の状況として、コロナ禍で長期間練習できなかったために連員が減ってしまったり解散してしまったということがありました。
また、以前は連の人数が増えていくきっかけとして、このお祭りを通して阿波踊りと触れ合うことが新たな入連につながっていましたが、コロナ禍でその機会も少なくなりました。
こういった『人と人とのつながり』に関する面は、昨年1回の通常開催だけで以前と同じ状態に戻すのは難しいと感じました。
『一度止まったものを再度動かす』ということの大変さは、このコロナ禍以降皆さんも感じたことではないかと思います。
ただコロナ禍でも、感染予防対策に注意を払い地道に練習を続けていた連もあり、そういった連のおかげで、ブランクを経ても南越谷での阿波踊りが保たれ根付いていっていると感じています。
昨年の反省点や今年の新たな取り組みなどはありますか
昨年は連の数がやや減り、参加連1連あたりに割り当てられるステージ数が多くなりました。
その結果、踊り手の皆さんにとっては慌ただしく感じられたかと思います。
今年は各連の連員数も戻りつつあり、参加できる連も増える予定ですので、踊り手たちがもっとのびのびと踊りを楽しめるようにプログラムを組むことができると考えています。
環境への配慮という点では、昨年はゴミ削減のため、紙のプログラムの配布をそれまでの約半分の3万部として、新たに配布用のうちわに印刷したQRコードで案内をする取り組みを行いました。
引き続き今年も、プログラムの配布部数を減らして、QRコードの活用を進めていく予定です。
第38回大会への意気込みをお願いします!
昨年は4年ぶりということもあり様子を見ながらの運営となりましたが、今年はより多くの方にご来場いただき阿波踊りを楽しんでいただきたいと思っています。
『100連100万人』を目指し、たくさんの方に越谷を知っていただくため、今年も南越谷の街を盛り上げていきます!
■第38回 南越谷阿波踊り■ 【プレ阿波踊り】 ※約10連が参加予定 7月27日(土曜) 南越谷駅南口アーケード広場 15:00~17:30 越谷コミュニティセンター小ホール 17:00~19:30 【前夜祭】 8月23日(金曜) 【本祭】 8月24日(土曜)・25日(日曜) 「南越谷阿波踊り」の最新情報は、公式サイト でチェック! |
※本記事内の画像は全て「(一社)南越谷阿波踊り振興会」より提供いただきました。
取材後記
昨年実に4年ぶりの通常開催を果たした「南越谷阿波踊り」でしたが、私たちの盛り上がりに比例するように、たくさんのご苦労があったことを知りました。
今年の取材では、昨年の反省や工夫を生かし、ブランクを経た中でまた新たな挑戦をしていくご様子と、阿波踊りのみならず越谷の街を盛り立てていこうとするお考えを知ることができました。
「南越谷阿波踊り」が無事盛大に開催できますように、越谷市民として、いち阿波踊りファンとして応援します!
さあ今年も、みんなで「ヤットサー!!」
(2024年7月 byクワイエメンバー fika)