福岡市出身。2000年入社。前橋総局、大津総局、大阪社会部、西部報道センターなどを経て、2023年5月から初任地の前橋総局へ、23年ぶり2度目の勤務中。2014年~16年編集委員、17年~20年3月論説委員(社会一般)。初任地の群馬で出会った、ハンセン病療養所に暮らす人たちに影響を受けて、各地に転勤しながら、取材を続けてきた。単著「隔離の記憶 ハンセン病といのちと希望と」(2015年、彩流社)、「増補新版 隔離の記憶」(彩流社)など。戦争被害と加害、オーラル・ヒストリーなど。
環境省の前身、環境庁が発足した原点は、この水俣病の問題ではなかったか。 今回の被害者への仕打ちを見ていて、まさかそのことを、当の環境省の職員が知らなかったのか、伊藤環境相が知らなかったのか、とおもわず考えてしまった。 それほど恥ずかしい、失
…続きを読む一昔前の「文系不要論」のようにきこえる。そもそも「エモい記事」という呼び方そのものに抵抗がある。レッテルに近いものを感じる。私はそういう呼びかたはしない。 人の営みを伝える新聞に喜怒哀楽は欠かせない。 人間ドラマのない、データだけ並んだも
…続きを読む「うそかと思ったよ~!!」 小川氏に当選確実がでた後、陣営幹部に電話をしたときの第一声だった。 「そうですよね」と応じたが、国会議員をすべて自民党がおさえている、群馬県の県都前橋市長選で、野党系の候補が当選、それも大差で当選とは。
…続きを読む1944本の判子となると、一般的な名字だと、網羅されてそう。最近は見かけることはなくなったが、くるくる回る、はんこ屋さんのショーケースを思い出した。 いわゆる三文判で、代わりに押しておくのだろう。当初、忘れた人のために、利便性を高める
…続きを読むわたしの知り合い一家も移住している。 コロナ禍の前からで、脱サラした後、海外暮らしを経て、一家で移り住んだ。 瀬戸内国際芸術祭で、その島を知ったという。 船で、高松まで1時間もかからない。デジタル化も進んでいるらしく、仕事にも
…続きを読む理事長と副学長のパワハラ訴訟が極めつきだったが、アメフト部の廃部方針をきいて、日大当局は、問題への解決能力がない組織だと対外的に印象づけたのではないか。 廃部方針は、くさいものにふたをするだけの対応で、アメフト部員にも一般学生も置き去りに
…続きを読む嫌われたくないから、ダメなこともダメと言えない。同僚に、後輩に、子どもに、ダメと言えない。しつけやマナーなどでも、よく聴く話だが、岸田首相も、そういうタイプなのだろうか。 民族差別を広める言動、社会規範に反する行為をする人物には退場願
…続きを読む果物はもはや贅沢品になったとつくづく感じます。 幼いころは、食卓に季節の果物が当たり前のようにのっていましたし、給食でも果物は出ていました。 しかしながら、果物を高級化、ブランド化していく流れで、いつしか、日常生活で庶民が食べるには高す
…続きを読む桜井昌司さんがお亡くなりになった。 記事にも触れられているが、ドキュメンタリー映画「オレの記念日」(金聖雄監督)をぜひ見てほしい。 1967年に茨城県でおきた強盗殺人事件。やんちゃをしていた桜井さんは事件に巻き込まれた。当時20
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