岩手県二戸地域の住民有志は２３日、本年度末で閉校する一戸町の鳥海小で地域活性化イベント「コンコンカミュー」を開いた。鳥海地区にある宮田温泉を盛り上げようと始まった催しで、同校を会場とするのは初。飲食、雑貨の出店やステージ発表でにぎわい、幅広い世代の笑顔があふれた。

　校庭にコーヒーや唐揚げ、アクセサリーなど岩手県内外の約４０店が並び、一戸小金管バンドや一戸中吹奏楽部の音色が盛り上げた。水鉄砲で色水をかけ合うアトラクションもあり、鳥海小１年の原田悠太郎さんは「顔までぬれたけれど楽しかった」と満喫した。