ゲストと呼ばれる来園者を楽しませてくれるダンサーらには、園内の他の業務への配置転換を求めるほか、退職などの選択肢を提示しているといい、「ダンサーさん達心配してたけど、そうなるよね…」「夢の国で働く人に厳しい現実を突きつける」「ピンクマジシャンで有名なかわいいダンサーさんもいなくなったら悲しい」と心配する声が目立った。
外国人観光客にも人気でかつて一世を風靡(ふうび)した長崎県佐世保市のハウステンボスが破綻(のちに再建)するなど、「冬の時代」を迎えた国内のテーマパークの中でも、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)は繰り返し足を運ぶリピーターに支えられ、圧倒的な強さを見せてきた。その両園を運営するオリエンタルランドの厳しい経営判断となっただけに、「常に黒字で国内の遊園地では一人勝ちみたいなイメージだけどコロナ禍で休業だったり色々あったもんなぁ」「オリエンタルランドでさえボーナスカットか。。うちもだろーな...」「賞与減ってほんと他人事じゃないからこういうの見ると震える」と多くのユーザーに衝撃が走った。
テーマパークとして生き残るには、常に顧客をつなぎとめる工夫を凝らすことが必要とされる。その模範的な存在だったTDLとTDSですら、コロナ禍の影響による業績の悪化は大きく、人件費を削減することに。これには「夢の国だって霞を食べて生きているわけではないからね」「夢を与える素敵な職場だけど夢じゃ食べていけないってことか」とオリエンタルランドの判断に理解を示す意見がある一方、「これはさすがにやること逆じゃね?オリエンタルランドは財務内容いいんだから」「コロナでどれだけ売上が減ってても、これまで儲けてきた分をかんがえたら、従業員を大事にしようとは思えないのかな?」と否定的な見解もあり、ネットで賛否が分かれている。