新型コロナの二番煎じ。厚労省のウソを見抜け
このバカ話は、コロナのバカ騒ぎと全く同じ構図を持つものです。
要するに、現代の医師や医療行政は、特定の疾患リスクを限りなくゼロに近づけるためのあらゆる自粛を要請し、それを通してトータルの健康水準にダメージを与える愚かな帰結をもたらし続けているのです。
ついては、コロナのバカ騒ぎのような阿呆な社会的風潮が、この飲酒ガイドラインの公表を通して僅かなりとも進展しないように、こんなガイドラインは国民皆で徹底無視し、我々の「常識」に基づいて、「飲み過ぎ」には気を付け、「一人飲み」「深酒」は極力避けつつ、週に一、二度は「休肝日」を設ける…という恰好で、上手に酒と付き合って行くことが、大切です。
我々は下らない数値基準などに惑わされず、今一度、自らの身体性と社会性、倫理性ある常識を鍛え続けていかねばならないのです。
酒は飲んでも飲まれるな、かしこく上手に(そして、時には医者の話にももちろん耳を傾けつつ)、酒と付き合って参りましょう。
(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論』2024年3月2号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ)
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